4期の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 09:49 UTC 版)
登場人物名は十二支にちなんだ物になっている。 小鳥遊つぼみ(たかなし つぼみ) 4期の主人公でつつじ小に通う小学5年生の少女。誕生日は9月15日。血液型はA型。 性格は大人びて明るく好奇心が強いが臆病なところがある。髪型はボブカット。両親は共働きで母親はいつも帰宅が遅いため、長い事、顔をあわせておらず、母親の顔を覚えていない。 据置型のパソコンでMIRA☆とEメールのやりとりをするようになってからは少しずつ成長していく。そして、誕生日に未莱から貰った缶の箱が母の私物にもあったことやMIRA☆の正体を知ったことで未莱の真実も知った。 根津辰午(ねづ しんご) つぼみの幼馴染でクラスメイトの少年。誕生日は11月27日。血液型はO型。 スポーツが得意で学校では女子に人気があるらしいが本人はつぼみのことが好き。 つぼみに振り向いてもらおうとつぼみの家に母が作った夕飯を持ってきたり、告白したりする等、いろいろと行動しているがつぼみに冷たい顔をされたり、スミレの怒りを買ってしまったりとうまくいかない状況が続いている。 猪原大河(いのはら たいが) つぼみのクラスメイトの少年。誕生日は11月2日。血液型はA型。 二枚目顔でサッカーが得意だが幼稚園の時はおとなしく女の子のような外見だった。スミレとは幼馴染。 バイクにひかれそうになったつぼみを助けたことが元でつぼみから憧れの眼差しを向けられるようになり、つぼみが困ったときに色々と手助けをしている。つぼみの誕生日会には蕾形のペンダントをつぼみにあげて、つぼみを喜ばせた。 犬飼スミレ(いぬかい スミレ) つぼみのクラスメイトで友人の少女。誕生日は3月17日。血液型はB型。 少年のような口使いで話すかたわらで胸の大きさや生理がこない事を気にしている。髪型はマッシュルームカット。兄・克己が買っている少年漫画雑誌『週刊マンデー』を愛読。自室は2人部屋で小4までは克己と同室だったが現在は姉・フジエの部屋に移動させられた。 携帯電話を持っており、MIRA☆のメールアドレスを見て、携帯電話から送られていることに気づいた。 宇佐美蓮華(うさみ れんげ) つぼみのクラスメイトで友人の少女。誕生日は8月30日。血液型はO型。 男性に関しては純真無垢な弟の大を溺愛する一方、クラスの男子をバカで野蛮でエロいと嫌っている。髪型はポニーテール。特技は写真の隠し撮りで弱点は乗り物酔い。 有馬未莱(ありま みら) つぼみのクラスメイト。誕生日は1月5日。血液型はO型。 間違っている事が嫌いな勇気があって頼りがいがある。物事に対して、器用にこなすものの料理だけは苦手でクッキー以外は上手に作れない。体つきは腋毛や陰毛が生えていたり、胸が膨らんでいたりと大人びている。髪型は長めのツインテール。 つぼみが知らない人の車に乗ろうとしたのを止めたのがきっかけでつぼみと親友になる。以降はつぼみの胸を叩いた男子に激怒したり、プールでつぼみの初潮に気づいたりとつぼみのフォローを行う。一方、電話が通じなかったり、言葉遣いが古かったり、3丁目にある建設中のビルが家だったりと色々と謎が多い。 その正体は茉莉の自作小説の未莱に当時の茉莉の心が乗り移った存在。小説同様に転校することになり、つぼみに見送られながら、転校していった。 MIRA☆ つぼみが小学5年生になる前の日の夜に来たEメールの差出人。 文体はラフだが書いている内容は真面目で自分の身体の成長に悩んだり、未莱との友情を壊したりするつぼみに的確なアドバイスをしている。ネチケットにはうるさく、MIRA☆の謎を知るためにEメールに住所を書いたつぼみを「個人情報を悪用する人がいるので住所を明かしてはダメ」とEメールで叱った。 つぼみは未莱の正体はMIRA☆と考えるが、その正体はつぼみの母・茉莉であり、MIRA☆という名前も茉莉のアナグラム。 小鳥遊茉莉(たかなし まり) つぼみの母親。職業は作中では明らかにされなかったが携帯電話の受信トレイには出版・印刷関係と思しき会社がずらりと並んでいる。 仕事が忙しく、つぼみとは同居しているにも関わらず、滅多に顔をあわせられずにおり、料理も苦手。 つぼみに多忙ゆえに構ってやれないことから、MIRA☆という名前でメル友になっていた。過労で入院した際につぼみに正体を明かした後もメル友・MIRA☆を続けている。 小鳥遊夫君(たかなしふくん) つぼみの父親。 妻・茉莉とは逆につぼみと一緒に食事を取る時間はある。 犬飼フジエ(いぬかい ふじえ) スミレの姉。 現在は受験生であり、部屋にはスミレが移っている。 犬飼克己(いぬかい かつみ) スミレの兄。 スミレと趣味が合い、すみれが小4までは同じ部屋だった。 宇佐美大(うさみ まさる) 蓮華の弟で幼稚園児。 蓮華からは「純粋で天使のような男の子」と溺愛されているが豆大福をおっぱいに見立てると性に興味を抱き始めた。 宇佐美夫人(うさみふじん) 蓮華と太の母親。 太が女性の身体に興味を持ち始めたことに困惑して、大と別の部屋にしてくれるように頼む蓮華を論する。 未莱(みら) 茉莉がつぼみと同じ年の頃に書いた小説の主人公。 当時の茉莉は身体が弱く、学校を休んでばかりだったことから、なりたい自分を題材とした小説を書いており、寝ている間に意識だけが別の世界に飛んだような感覚も生じた。 茉莉が3丁目のアパートから、母の実家があるつつじヶ丘に引っ越すことになった影響で小説のほうは未莱が転校することで幕を閉じた。 ※小鳥遊親子以外の登場人物の苗字は連載終了後に発売された『ないしょのつぼみファンBOOK 女の子のはじめてのお話』にて明らかにされた。
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