1950年代後半-1960年代半ばとは? わかりやすく解説

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1950年代後半-1960年代半ば

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 00:33 UTC 版)

プログラミング言語年表」の記事における「1950年代後半-1960年代半ば」の解説

この時代には、人間にも理解しやすい言語目指す高水準言語開発始まり1950年代後半からFORTRANCOBOLLISPALGOLなど初期代表的なプログラミング言語登場した1957年 IBMジョン・バッカスらがFORTRAN完成1954年から開発始まった高級言語としては最初のものであるその後何度かの仕様改定行い2010年現在科学技術計算など大規模な計算を必要とする分野使用されている。 1958年 ALGOL58を発表アメリカ系FORTRAN対抗してヨーロッパ研究者主導開発された。構造化プログラミング考え方取り入れた最初言語である。その後改良進められたが、当時水準ではコンパイラ作成難しく、あまり普及しなかった。構造化プログラミングは後に登場するPascalC言語など多く言語影響与えた1959年 IBMRPG開発Report Program Generatorアクロニムであり、クエリ作成特化したプログラム言語であるが、のちに他の機能仕様追加された。2018年現在でもIBMミッドレンジコンピュータであるAS/400(現・System i)の開発では主力言語である。 1960年 J.SammetらがCOBOL発表アメリカ国防総省主導開発した初期高級言語1つ。必ずしも専門的な知識・技能経験などを持たない事務員官吏らにも馴染みすいよう工夫され自然言語である英語に似せて作られたため、事務処理言語として広く普及したCOBOL2010年現在でも企業事務処理システム利用されている。 1960年 MITジョン・マッカーシーLISP発表開発したのは1958年)、ポーランド記法使用した独特の文法を持つ言語であり、「純粋ではない」が最古関数型言語でもある。現在でも人工知能Emacs記述言語などに使用されている。 1964年ダートマス大学BASIC開発ダートマスBASIC)。その後1970年代マイクロソフトMS BASIC発表し8ビットパソコンROM BASICとして搭載され広まった8ビットパソコン時代1970年代後半-1980年代前半)の中心的な言語となった1966年 IBMPL/I発表IBMシステム/360用に開発した当時科学技術計算にはFORTRAN事務処理にはCOBOLという図式ができていたが、PL/I双方用途1つ言語カバーすることを目的とした。

※この「1950年代後半-1960年代半ば」の解説は、「プログラミング言語年表」の解説の一部です。
「1950年代後半-1960年代半ば」を含む「プログラミング言語年表」の記事については、「プログラミング言語年表」の概要を参照ください。

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