1950年代:草創とは? わかりやすく解説

1950年代:草創

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:52 UTC 版)

スーパーマーケット」の記事における「1950年代:草創」の解説

スーパーマーケット」という名称を日本最初に使用したのは、1952年京阪電気鉄道流通部門現在の京阪ザ・ストア」)が大阪の旧京橋駅展開した店「京阪スーパーマーケット」である。ただしこの店舗対面販売式であり、スーパーマーケット特徴とされるセルフサービス取り入れてはいない。また、米軍売店PX)ではセルフサービス採用されているが、日本一般消費者開かれた店舗ではなかった(ただし、紀ノ国屋増井徳男セルフサービス方式をここで実際に見て知ることになる)。 日本初めセルフサービススーパーマーケット業態導入されたのは、翌1953年11月紀ノ国屋東京都港区赤坂青山北六丁目神宮前駅現在の表参道駅至近オープンした店である。紀ノ国屋1910年創業)のセルフサービス店開業には、日本ナショナル金銭登録機株式会社現在の日本NCR)の指導があった。日本NCR金銭登録機レジスター)を扱うNCR日本法人であるが、後藤達也副社長)や長戸毅(企画経営部長)は自社レジスター販売さることながら米国近代小売業経営運動基づいて日本小売業近代化注力した人物であった。 ただし開業当初紀ノ国屋規模小さく40坪)青果のみを扱う高級店であり、生鮮三品青果精肉鮮魚)を含むさまざまな食料品低価格大量販売する点において、1956年3月10日福岡県小倉オープンした丸和フードセンター」を「スーパーマーケット元祖」とする見解もある。このほか、1956年2月八幡製鉄購買会(従業員向けの福利厚生一環として会員制小売組織)の分配所のひとつがセルフサービス取り入れており、万人開かれた営利組織ではないものの、セルフサービス方式普及貢献したとの評価がある。

※この「1950年代:草創」の解説は、「スーパーマーケット」の解説の一部です。
「1950年代:草創」を含む「スーパーマーケット」の記事については、「スーパーマーケット」の概要を参照ください。

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