novelty
「novelty」とは、珍しさ・目新しさ・新しいものなどのことを意味する英語表現である。
「novelty」とは・「novelty」の意味
「novelty」の品詞は名詞であり、「珍しさ」「目新しさ」「新しいもの」「おもちゃ・装飾品などで目先の変わった小物の商品」といった意味をもつ。複数形は「novelties」である。「novelty」の発音・読み方
「novelty」の発音記号は、「nɑ'vəlti」である。カタカナで表記すると、「ノベルティ―」となる。実際に発音する際は、「ナァヴァルティ」のようになる。「n」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけて息が口から出るのを止め、鼻に抜けるように「ヌ」に近いナ行の音を出す。「ɑ」は、口を大きく開けて、短く「ア」と言う。「v」は、上の前歯で下唇を軽く噛むようにし、その隙間から息を出しながら「ヴ」という音を出す。「ə」は、口を少し開け、弱くあいまいに「ア」と言う。「l」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけた状態で「ウ」と「ル」を同時に出すように発音する。「t」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけて息を止めた状態から、勢いよく息を破裂させるようにして「トゥ」と発音する。「i」は、日本語の「エ」と「イ」を同時に言うイメージで「イ」と発音する。
「novelty」の語源・由来
「novelty」の原義は、「新しいこと」である。印欧語系で「今」という意味をもつ「nu」が、印欧語系で「新しい」という意味をもつ「newos」となった。これがラテン語に流入して「新しい」という意味の「novus」となったうえに指小辞の「-ellus」が付属したことで、ラテン語で「新しい」という意味をもつ「novellus」となった。これが古期フランス語で「新しい」という意味をもつ「novel」となり、語尾に「-te」が付属して抽象名詞化されることによって、古期フランス語で「目新しいこと」という意味をもつ「novelte」へと変化した。これが中期英語に流入し、変化して最終的に英語で「novelty」という表現が用いられるようになった。
「novelty」は、英語で「小説」という意味をもつ「novel」と同じ語源をもつ。
「novelty」を含む英熟語・英語表現
「out of novelty」とは
「out of novelty」は、「目新しさから」「珍しさから」といった意味をもつ。
「bit of a novelty」とは
「bit of a novelty」は、「ちょっと目新しいもの」という意味をもつ。用例は、「This invention has a bit if novelty(この発明にはちょっとした目新しさがある)」などである。
「veneer of novelty」とは
「veneer of novelty」は、「うわべだけの目新しさ」という意味をもつ。
「things of novelty」とは
「things of novelty」は、「新奇なもの」という意味をもつ。
「pursue novelty」とは
「pursue novelty」は、「流行を好んで取り入れる」「流行を追い求める」といった意味をもつ。用例には、「He pursues novelty in fashion fields(彼はファッション分野の流行を好んで取り入れる)」などがある。
「Novelty Search」とは
「Novelty Search」は、「新規性調査」という意味をもつ。
「be fond of novelty」とは
「be fond of novelty」は、「新しいもの好きな」という意味をもつ。
「novelty」に関連する用語の解説
「novelty(特許法)」とは
特許法では、特許の要件として「新規性」すなわち「発明が先行研究や従来の技術とは異なる新しいものであること」を定めている。この「新規性」を英語で表す表現が「novelty」である。
「novelty goods」とは
「novelty goods」は、「販促品」「ノベルティ商品」「珍奇な品物」といった意味をもつ。
「novelty」の同義語・類義語
「novelty」の同義語・類義語として、「newness(新しいこと)」「originality(斬新さ)」「freshness(新鮮味)」「innovation(革新)」「uniqueness(独自性)」などが挙げられる。「novelty」の使い方・例文
「novelty」を用いた例文には、「The novelty will soon wear.(目新しさなんてすぐに消えていくものだ)」「The first hundred customers will receive novelty towels from the store.(その店では、先着100名の客にノベルティタオルを配布している)」「He likes to collect novelty items as souvenirs.(彼は、土産として珍しい物を集めるのが好きだ)」「I bought a novelty mug shaped like an ice cream.(私はアイスクリームのような形をした目新しいマグカップを買った)」「He wears a novelty hat every day.(彼は毎日奇抜な帽子をかぶっている)」などがある。ノベルティー【novelty】
ノベルティ
(ノベルティー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 07:58 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2012年1月)
|

ノベルティ(novelty item)は、自己宣伝・商品宣伝のため団体・個人が無料配布する記念品。「ノベルティアイテム」「ノベルティグッズ」などとも表現する。
概要
![]() |
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2015年11月)
|
ノベルティは、消費者が商品を購入する際などに伴い贈られる物である。ただしマーケティング業界において、「ノベルティ」はあくまで広告を目的として配布されるものとされており、購入者への特典として配布される「プレミアム」とは区別されている。品物は、企業や製品のブランド名が入った実用品が多く、携帯ストラップやキーホルダーといった小物、あるいはカレンダーやマウスパッドなど、その形態は多様である。
ノベルティを媒体とした、マスコミを使用しない広告を「スペシャリティ広告(特殊広告)」という。
ノベルティは市販品と違って配布チャネルが限定されており、さらには元々生産数を絞った限定品であるものも多く、中にはそれだけのために商品開発から始めることもあるなど、実用性だけでなく希少性によって消費者への魅力を高めて商品の販促につなげる試みがなされている。またテレビ・ラジオ番組等では投稿や番組収録への協力の謝礼品として配布されることもあり、昨今ではそれをイベントや放送局の売店や提携ショップなどで販売する例も多く、放送局の番組以外の収益として注目されることもある。
ノベルティは販売促進[1]の一環として行われ、消費者に対して企業や製品の存在を身近に感じてもらうことを目的とする。しかし、消費者がノベルティによって商品・サービスを選ぶようになると、質の良くない商品や価格の高いものを買わされて不利益を受けてしまうおそれがある。このような不利益を消費者が受けることがないように、ノベルティの最高額、総額などは不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)により制限されている。
ノベルティアイス
ノベルティアイスとは、廉価なアイスクリームの事である。高級アイスである「プレミアムアイス」と対比される。このように、日本のマーケティング業界において「ノベルティ」が「廉価品」という意味で使われる場合もある[2]。
英語の「novelty」
英語の「novelty」は、ラテン語の「novus」(英語の「new」に相当)に由来する言葉で、 「目新しい、斬新な」などの意味を持つ言葉である。またそこから派生して、「珍奇な」「見慣れない」などの意味でも使われる。現代では、さらにそこから派生して「変なおもちゃ」「ジョークグッズ」「よく解らないお土産」などの意味でも使われており、その中に「企業の広告を入れたアイテム」も含まれている。ただし、「メーカーがくれた変なお土産」ではなく「メーカーが販促の為に頒布した商品」という観点からでは、普通は「販促品」(en:Promotional merchandise)という。
コレクターズアイテムとして
![]() |
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2015年11月)
|
ノベルティは、一部の好事家にはコレクターズアイテムとしても人気を博している。ノベルティは主にキャンペーンやイベントで添付・配布される「非売品」であり市販されておらず、元々の入手経路が特殊である。また製造メーカーにオリジナルとして特注された希少品も存在することから、収集が難しいという側面がある。そのためプレミアムな価値が付くこともある。
例としては「煙草の定番銘柄発売○周年を記念して限定生産され、愛用者キャンペーンでプレゼントされた銘柄ロゴ入りのオイルライターのZippo」や、ボトルキャップブームを創り出したペプシコーラの首掛けノベルティ等がある。なおZippoでは起業当初から「ヴェスト・ポケット・コンタクト」と題したノベルティとしての戦略により、多様な製品が存在している(→ジッポー#沿革)。
ほかに人気が過熱した事例として、特定のアイドルが起用されたテレホンカードや、コンシューマーゲーム機用ゲームソフトがある。
テレホンカードは市販品を含め、トレーディングカードの一種として収集・交換・転売がブームとなった時期があり、希少なものや人気の高いものは、度数にかかわらず、取引価格が数十万円に達した。
ノベルティのゲーム
1980年代から1990年代にかけて、企業がノベルティグッズとしてゲームソフトを作ることが流行した。味の素の『もと子ちゃんのワンダーキッチン』(1993年)や日清食品の『U.F.O.仮面ヤキソバン ケトラーの黒い陰謀』(1994年)といった、完全なオリジナル作品として企画製作されたものや、永谷園の『帰ってきたマリオブラザーズ』(1988年)など、市販品の特別バージョンを提供したものなどがある。
特に日清食品は1993年から1995年にかけて『U.F.O.』の大掛かりなキャンペーンを行い、1994年のキャンペーンでは「ヤキソバン一輪車」「ヤキソバン変身寝袋」などとともに、非売品のスーパーファミコン用ゲームソフト「UFO仮面ヤキソバン」をノベルティとして応募者にプレゼントした。当時はスーパーファミコンの流行がピークであったこともあり、最盛期には中古市場で数万円前後のプレミアム価格を記録したとされる。
なお『UFO仮面ヤキソバン』はあまりの人気から、キャンペーン終了から数か月後にプレゼント版から若干手直しされた市販版が発売されて、中古価格が暴落した。
脚注
関連項目
ノベルティー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/20 09:03 UTC 版)
「田村ゆかりのはぁとのためいき」の記事における「ノベルティー」の解説
ゆかりん華麗に返信[#3〜]毎週ハガキ投稿者の中から1名にゆかりん直筆のハガキを返信するもの。
※この「ノベルティー」の解説は、「田村ゆかりのはぁとのためいき」の解説の一部です。
「ノベルティー」を含む「田村ゆかりのはぁとのためいき」の記事については、「田村ゆかりのはぁとのためいき」の概要を参照ください。
ノベルティーと同じ種類の言葉
- ノベルティーのページへのリンク