高野山専修学院とは? わかりやすく解説

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高野山専修学院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 18:49 UTC 版)

寳壽院」の記事における「高野山専修学院」の解説

1922年大正11年4月 真言行者の実修実行のために、寳壽院高野山修道院設立した1932年昭和7年)には高野山勧学寮を併設1943年昭和18年)に組織改編よる合併行い、高野山専修学院と改称した1987年昭和62年教室棟・寮棟・会下新築し施設充実図った院生高野山真言宗僧侶となるべく、定められ規則時間の下で4月上旬から一年間実際には約280日間)、男性のみの全寮制基本的に二人で一部屋)で修行生活を送ることになる(尼僧となることを希望する女性は別場所にある尼僧部で加行のみを行う)。7月下旬から9月上旬12月下旬から1月中旬休暇期間を除き下山することは認められていない。一学期声明や諸経、歴史など講義教学)が多く占め三学期は京都各派本山参拝や四国巡拝各種作法伝授等が中心となっており、それぞれ水曜日一時間日曜日二時間の外出時間設けられている。二学期真言宗僧侶になるために必須である四度加行しどけぎょう)を行うこととなっており、加行中には壇上参拝除き外出認められておらず、また院外との連絡一切許可されていない設備として自動式トイレ・中浴場喫煙所自動販売機全自動洗濯機洗濯乾燥機公衆電話備わっている電化製品院生持ち込み許可されているのは時計電気スタンド電気シェーバーのみ、持ち込み可能な書籍仏教に関するもののみとなっており、規則違反をした場合には退学などの処分下される定員80名で、毎年10月から出願受付始まり11月入学試験が行われる(近年では2月二次募集行われている)。入学条件としては、(1)義務教育修了者及びこれと同等上の学力ある者にして45歳未満身心共に健康な男子入れ墨タトゥー不可)で、(2)高野山真言宗度牒証明書有し(3)高野山内の住職保証人引き受けていることが挙げられる2013年度から高野山大学との連携により、高野山大学の新2回生院生として専修学院授業を受けることで、大学授業との単位互換が可能となっている。 山内寺院住職金剛峯寺所属僧侶以外では専修学院生のみが、御影堂での旧正御影供養、山王院での月次法会奥之院灯篭堂での萬燈会常楽会などの、高野山でも特に重要視される法会出仕することができる。

※この「高野山専修学院」の解説は、「寳壽院」の解説の一部です。
「高野山専修学院」を含む「寳壽院」の記事については、「寳壽院」の概要を参照ください。

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