しょくじせっしゅ‐きじゅん【食事摂取基準】
食事摂取基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 07:14 UTC 版)
1mg/Lのフッ化物添加水道水では、1mgのフッ化物を摂取するのに1Lの水を必要とする。フッ化物添加水道水におけるフッ化物の至適濃度は、上限量以上のフッ化物を摂取されないように設定される。 フッ化物配合歯磨剤の飲み込み、フッ化物濃度の高い食品の摂取といった、その他のフッ化物の摂取経路とフッ化物添加水道水の摂取が重なると、フッ化物の摂取量は上限量を超えるかもしれない。 歯のフッ素症は、フッ化物の摂取量を上限量以下にすることで、予防される。 フッ化物の食事摂取基準年齢体重 kg (lb)目安量 (mg/day)上限量 (mg/day)幼児 0-6 か月7 (16) 0.01 0.7 幼児 7-12 か月9 (20) 0.5 0.9 小児 1-3 歳13 (29) 0.7 1.3 小児 4-8 歳22 (48) 1.0 2.2 小児 9-13 歳40 (88) 2.0 10 少年 14-18 歳64 (142) 3.0 10 少女 14-18 歳57 (125) 3.0 10 成人男性 19 歳以上76 (166) 4.0 10 成人女性 19 歳以上61 (133) 3.0 10
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食事摂取基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 23:54 UTC 版)
人間が1日に必要とする炭水化物は総エネルギー必要量の50%から70%を目標にすべきとされる。 脳の代謝を考慮するとグルコースとなる炭水化物の最低必要量は100g/日と推定されるが、これ以下の摂取であっても肝臓における糖新生によりグルコースが供給される場合がある。 食物繊維の望ましい摂取量は、成人男性で19g/日以上、成人女性で17g/日以上である。 またWHO/FAOの2003年のレポートで、砂糖は総エネルギー必要量の10%未満にすべきだと勧告されている。 炭水化物の摂取基準標準男性標準女性生活強度低い 普通 高い 低い 普通 高い 18-29(歳)288-400g 331-464g 381-534g 219-306g 256-359g 294-411g 70以上(歳)200-280g 231-324g 263-368g 169-237g 194-271g 219-306g 一日のエネルギー必要量は、男性では2660(kcal)、女性では1995(kcal)であり、炭水化物のエネルギー量は4 kcal/gであり、仮に60%の値を当てはめると、以下のとおりとなる。 男性では、2660 kcal/日 x 0.6 / 4 kcal/g =400 g/日(白米3.3合/日に相当) 女性では、1995 kcal/日 x 0.6 / 4 kcal/g =300 g/日(白米2.5合/日に相当) 日本における標準的な一日あたりの基礎代謝量(男子:1450 kcal : 女子: 1210kcal)に白米を主食として当てはめると100g辺り358kcalで80gが炭水化物なので、人間が1日に必要とする炭水化物は総エネルギー必要量の60%を目標にされており、以下のとおりとなる。 男性では、1450 kcal x 0.6 = 870kcal白米 ( 870kcal / 358kcal ) x 100g = 243g 白米の炭水化物 ( 870kcal / 358kcal ) x 80g = 194g 女性では、1210 kcal x 0.6 = 726kcal白米 ( 726kcal / 358kcal ) x 100g = 203g 白米の炭水化物 (726kcal / 358kcal ) x 80g = 162g 日本における1日に必要とする炭水化物の摂取基準をもとにした白米の量 : 男子:243g : 女子: 203g 白米を主食とした摂取エネルギー量の例標準男性標準女性生活強度低い 普通 高い 低い 普通 高い 炭水化物の摂取エネルギー(総摂取エネルギーの60%)978-1170kcal 1170-1360kcal 1360-1560kcal 834-1002kcal 1002-1170kcal 1170-1338kcal 白米の量273-326g 326-382g 382-436g 233-280g 280-326g 326-373g 白米の炭水化物の量218-261g 261-306g 306-348g 186-306g 224-261g 261-298g 白米の食物繊維1.9-2.3g 2.3-2.8g 2.8-3.1g 1.6-2.0g 2.0-2.3g 2.3-2.6g 日常の生活強度に合った食事をする必要がある。目安は、 総エネルギー量(kcal)= 標準体重(kg) × 生活活動強度指数(kcal)生活活動強度指数軽労働(主婦・デスクワーク):25-30 kcal 中労働(製造・販売業・飲食店):30-35 kcal 重労働(建築業・農業・漁業):35-40 kcal 標準体重(kg) = 身長(m) × 身長(m) × 22(BMI) 日本における平均身長国名男子女子年令範囲調査年日本 171.82 cm 158.84 cm 20-24 2010 厚生労働省による栄養素配分の適正は、以下のとおりとなる。 炭水化物:総エネルギー必要量の60% 食物繊維:25g以上
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