闇皇帝と七獣将
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:59 UTC 版)
「BURAI (ゲーム)」の記事における「闇皇帝と七獣将」の解説
ビドー・クレラント(声:曽我部和恭) 闇の帝神ダールの封印を解き、配下の七獣将とともにダールの力を得る。キプロスを制圧して後は自ら皇帝を名乗るが、その野望はキプロスの支配に留まらない。 ある理由により、最初からいくつかの神の能力も持っているが、最終決戦に至るまでの過程でそれらが失われていることに気付かず、また信じもしなかったために敗北。 ハジャ・周芳(しゅうほう)(声:宮内幸平) 気獣将。フード付きのローブをまとい、仮面を付けた魔術師。地水火風のエレメンタル(気)を自在に操り、異次元へも自由に行き来する能力を持つ。 八人目の勇士を探してアレックの占いを頼っていたが、その八人目がアレックであり、自分を手玉に取っていたことへの怒りから、アレックに殺意を抱いている。 コレデモ仙人と名乗っていた若い頃に時間を遡ってきたアレックらに助けられたことがあり、アレックらと和解する。 バルバラ・カレン(声:藤田淑子) 水獣将。水を操る水術を得意とする七獣将の紅一点。水術の最高峰である「凍結行」を手に入れるため、竜神・氷竜に会うことを切望している。気性が荒い姉御肌な性格であり、バルバラ水魔軍を率いている。 下巻での最終決戦で左京に完全敗北。凍結行が人間の身では習得不可能と知って絶望するが、左京自らが水術の師となることを約束し、和解。エピローグでは左京と共に何処へと姿を消す。 ゾルトバ・ジーク(声:郷里大輔(1)、屋良有作(2)) 木獣将。木を操ることができ、常にサングラスをかけている禿頭の大男。「戦闘は暴力」と考え、勝つためなら騙し討ちも平然と行う残忍非道な性格をした卑劣漢で、植人隊を率いている。ウォッシュ族を「食料」としか思っておらず、プロット兄妹とランタン兄妹の両親を食い殺した真の仇である。 反面、小姓(参謀)兼愛人である不知火に対してだけは心を開き、不知火が危機に陥った時には我が身をも捨てて護ろうとする。しかし、後編の最終決戦の際、降伏するふりをしてゴンザを騙し討ちで殺し、それを悪びれもせずになおも挑発的で身勝手な言動をしたことが仇となる。直後にマイマイが斧を投げつけるが、ゾルトバに失望し卑劣な行いを恥じていた不知火は避けようとしなかった。ゾルトバは不知火を庇って背中で斧を受け、致命傷を負い手当を求めるも、非道に耐えかねた不知火は一切手を貸さず、結果として不知火の裏切りに遭い死亡。 リー・シャノン(声:難波圭一) 風獣将。貴公子然とした風貌の美男子。風を自在に操ることができ、風の軍隊を率いる。残虐非道な者達が揃う七獣将の中にあって礼儀や情を重んじるという異色の性格で、ビドーに与している理由は不明。普段は竜巻の中に身を隠しており、姿を現すことは少ない。八玉の勇士の1人リリアンとは幼少時に関わりを持っている。 下巻での最終決戦でハヤテとリリアンに敗れるが、本気を出していなかったことを見抜かれる。また、自身が天界の住人の一人である事を明かして和解するが、その後の去就については語られなかった。 サイモン・ルシファー(声:島田敏) 天獣将。七獣将筆頭にして、美形で狂気の科学者。エゴイスティックなナルシストであり、美しいものを好む。さらった美女をハーピーのような姿に改造し編成したサイモン爆風隊に引かせた乗り物に乗って、我が物顔で天空を駆け巡りながら、爆風隊を増やすべく美女探しに明け暮れている。その爆風隊の中にはハヤテの母・沙羅も含まれており、サイモンは彼女をサーリャと名付け、特にお気に入りとしている。後にこれが原因でハヤテの逆鱗に触れることになり、顔の右半分を髑髏のような消し炭にされる。 後編ではハヤテに対する激しい怒りと怨みから自らの半分以上を機械化し、永遠の苦しみを与えようと暗躍する。が、最終的に駆けつけた怒り心頭の邪鬼丸に妻の仇とばかりに一蹴され、生身の部分が腐り落ちた上、機械の身体も塵にされ、七獣将最初の死亡者となる。 ガスロ・輪丈斎(りんじょうさい)(声:矢田耕司) 火獣将。火を自在に操り、キプロス王家の軍隊を苦しめた。カラス天狗のような仮面を身に着けているが、その素顔を見たものはいない。火炎天狗隊と、ラーフとテリスという美女の部下がいる。火術を使った時間移動の術(タイムマシン)を扱える。 その正体は八玉の勇士の1人であるロマール・セバスチャン7世の未来の姿であり、歴史が改変されなければ本来辿るはずの存在であった。性格は大きく変わってしまっており、自身の大切だったものを全て自らの手で破壊し殺しつくす残虐さを持ち、かつ自身の生へ異常に執着していた。そのため、ロマールが『自身を倒す』という考えに至ったことを最後まで信じられず、「嫌だ、死にたくない!」と見苦しい今わの際の言葉を残し、絶命する。 マントス・ゴードン(声:屋良有作) 地獣将。七獣将一の巨体を鎧で固めた、不気味な男。地底に身を潜め、偏愛しているペットの大ナマズ・ゲッペルツに乗り地面の中を自在に移動する。地震を起こすこともでき、土蜘蛛衆を配下に従える。ペットは一度倒されるもサイモン・ルシファーによって機械化されることで蘇った。 その正体は三銃士の一人、タロス・ビアンカであり、二重人格であったタロスの闇の人格だった。光と闇の人格は互いに競い合い腕を高めて、光では三銃士、闇では七獣将まで登り詰めたが闇神ダールから力を貰ったことで均衡が崩れて、闇の人格が優勢になってしまった。
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