キプロス王とは? わかりやすく解説

キプロス王国

(キプロス王 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 07:32 UTC 版)

キプロス王国(キプロスおうこく)は、中世キプロス島を支配したラテン系の王国で、十字軍国家の一種である。第3回十字軍の際に十字軍に征服され、その後はエルサレムから追われた十字軍国家・エルサレム王国の末裔が統治した。


  1. ^ Pseudo-Benedict of Peterborough. “How Richard, king of England, seized and conquered Cyprus”. cyprusexplorer.globalfolio.net. 2012年8月15日閲覧。
  2. ^ John Gillingham (1999), Richard I, Yale University Press , p. 152.
  3. ^ a b Coureas, Nicholas (2005). “Economy”. In Nicolaou-Konnari, Angel; Schabel, Chris. Cyprus: Society and Culture 1191-1374. BRILL. pp. 103–104 


「キプロス王国」の続きの解説一覧

キプロス王

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リュジニャン家」の記事における「キプロス王」の解説

ムスリムとのさらなる6年停戦期間の後には、エメリーをはじめとした王族はほとんど死去していた。エメリー唯一生き残っていた息子ユーグ1世1205年にキプロス王となったが、エルサレム王位イザベルコンラートとの間の長女マリーの手渡ったユーグ義理の妹で、イザベルシャンパーニュ伯アンリ2世との間の娘アリス結婚し、3人の子儲けた末子唯一の男子であるアンリ1218年生後8か月王位につき、生母アリス摂政となった。しかし実際にアリス叔父(母イザベル異父弟)フィリップ・ディブランおよびその兄ジャン・ディブランが政治担った1225年アンリ8歳の時、ニコシア聖ソフィア大聖堂戴冠した。この幼くしての戴冠は、皇帝フリードリヒ2世権力手に入れようとしていることを察知した大叔父ジャン・ディブランの政治的策略であった1228年、それは実際に起こりフリードリヒ2世はジャン・ディブランから摂政の座およびキプロス島奪った。しかし、フリードリヒ4月に島を去った時、ジャン権力奪還するため反撃しロンバルド人戦いWar of the Lombards)が起こったアンリ1232年15歳親政開始したとみられる1246年から1253年まで、アンリは若いコンラート4世のため、エルサレム摂政つとめたアンリ3度結婚した息子1人得たのみで、その息子ユーグ2世1253年アンリ1世死後生後2か月王位継承したユーグ2世1267年に14歳で死去し第一リュジニャン家断絶した

※この「キプロス王」の解説は、「リュジニャン家」の解説の一部です。
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