関連書籍・雑誌等
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番組機関誌「ラジオ深夜便」がNHKサービスセンターから毎月発行されている。同誌は1996年に同年夏号として季刊にて創刊し、13号(1999年5・6月号)からは隔月刊、40号(2003年11月号)からは月刊 となった。当初は会員制(定期購読専用)だったが、1998年から一般の書店でも発売されるようになった。アンカーコーナー、サンデートーク、深夜便こころの時代の紙上再録と、アンカーエッセー、お便りなどで構成されている。アンカーエッセーは現在奇数月号は奇数週、偶数月号は偶数週に担当するアンカーのコラムを載せている。 番組の最後・5時前に放送される「今日の誕生日の花」のコーナーも毎年10月ごろにNHKサービスセンターから「誕生日の花・カレンダー」と題して出版される。当初この誕生日の花のコーナーは1990年の国際花と緑の博覧会(花の万博)の開催記念に制定されたものだったが、その後一部変更して特に誕生日の祝いにふさわしくない花言葉などを削除して、番組独自に再編成した誕生日の花を設定したという。更に2008年と2011年には「誕生日の花ときょうの一句」、2013年には「誕生日の花と短歌・新装改訂版」がそれぞれ発刊された。 アンカーコーナーも一部書籍化されている。2009年ごろまではNHK出版を中心に、2010年からはNHKサービスセンターを中心に出版されている。 2005年の放送15周年を記念して書籍「ラジオ深夜便完全読本」 がNHKサービスセンターから発刊された。同書は歴代深夜便アンカーの現況や、4時台「深夜便こころの時代」の全放送リストなどを掲載している(2006年度-2011年度版も「深夜便年鑑」、2012・13・15年度は「深夜便ファンブック」として発行。連日放送されているヘビーローテーション曲のコーナー・「深夜便の歌」の楽曲の楽譜・CDが特典に付いている。2014年は「深夜便うた読本」と題し「深夜便の歌」「ロマンチックコンサート」「日本のうた・こころのうた」などの音楽に特化したもので発行)。 また自らのアンカー経験をつづった「眠れぬ夜のラジオ深夜便」 という本を宇田川が著している。また、2010年に宇田川が勇退するに当たり、業績を称えて番組機関紙から「深夜便読本・宇田川清江特集号」が発行された。 また、2006年-2010年の4年間にわたって放送された月1回のシリーズインタビュー「五木寛之のわが人生の歌語り」をまとめた書籍が角川書店(現・KADOKAWA角川書店BC)より、CDがコロムビアミュージックエンタテインメントから発行されている(第1巻「昭和の哀歓」、第2巻「昭和の青春」)。 その他の書籍(特記がないものは、NHKサービスセンター・ステラMOOK)には次がある。「こころの時代」 2007年-2009年に季刊として10号発売され、「あすへのことば」にリニューアルする2010年には「特選集」と題して上下2巻で発売された。 「季語で日本語を旅する - 保存版「ラジオ歳時記」」(2006年)、「季語で日本語を旅する 総集編」(2010年) 機関紙に連載している俳人・鷹羽狩行の俳句コーナーの書籍化。 「ラジオ深夜便 珠玉のことば 〜深夜便からの100のメッセージ〜」(2010年) 深夜便放送20年にわたる数多くのインタビューの中から、100人の有名人のコメントを集めた名言集。 「ラジオ深夜便 こころのエッセー」(2011年) 深夜便の放送開始15周年と機関紙発行10周年を記念して2006年から募集を開始した「深夜便こころのエッセーコンクール」。毎回リスナーのこれまでの経験や日常の体験を描いた暖かいエッセーが寄せられたが、その第5回募集(2010年)を記念して刊行された。同書では第4回までに発表された作品から入選作43作品をとりあげている。 「あすへのことば・特選集」(2011年) 「あすへのことば」で放送されたインタビューの中から抜粋して収録したもの。 「誕生日の花ときょうの一句」(第1集・2010年、第2集・2011年) 番組の終わりに放送される「その日の誕生日の花と花言葉・きょうの一句」を放送年度ごとにまとめたもの。 「ないとエッセー」(2012年) ないとエッセーで放送され特に好評を得たエピソードをまとめて書籍化。 「よく遊びよく遊べ 隠居大学」(2011年 朝日新聞出版) 「隠居大学第1・2集」(2012年) ※同名コーナーの書籍化で、2011年刊は2010年度、2012年刊は2011年度の対談をまとめている。 「女優が語る私の人生」(2013年) 2009-11年度に放送されたインタビューシリーズの書籍化。 iTunes Music Storeのオーディオブックから、いくつかの番組が購入可能である。
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