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書籍 自動車工業会編『日本自動車工業史稿』第2巻(自動車工業会、1967年) 第6部「自動車工業の端緒期」中の第12章「白楊社」で豊川順彌、白楊社、オートモ号の各概略について、第7部「自動車と部品の輸出」でオートモ号の輸出について、それぞれ詳述されている。「白楊社人事記録」から引用された箇所などもあり、白楊社資料を参照して書かれていることが窺える。後の書籍に載っているエピソードの多くはこの書籍を主要な典拠としている。 トヨタ博物館編『大正ロマン オートモ号復元の記録』(トヨタ博物館、1999年) オートモ号復元車の製作記録と、豊川順彌、白楊社の概要について記述されている。 鈴木一義『20世紀の国産車 ─高嶺の花がマイカーとなるまで─』(三樹書房、2000年)ISBN 978-4-89522-255-6 21.と22.で豊川順彌、白楊社、オートモ号について、短く記述されている。表紙ほかで、復元車や当時の実車の写真が数多く使われている。国立科学博物館の研究員である著者はオートモ号の復元(1999年完成)に携わった人物で、同じく復元に関わった豊川慶(豊川順彌の次男)からの話が記述されている。 桂木洋二『苦難の歴史 国産車づくりへの挑戦』(グランプリ出版、2008年)ISBN 978-4-87687-307-4 第5章で豊川順彌、白楊社、オートモ号について、当時の背景事情も交えて詳述されている。 記事 「オートモ号は生きていた」、『自動車交通弘報』(自動車交通弘報社、1958年7月24日付) 3面に渡るオートモ号特集記事で、豊川順彌、杉山丈夫(輸出第1号のオートモ号を購入した人物)のインタビュー記事が掲載されている。 豊川順彌「よき時代のよき自動車」、『モーターマガジン』(モーターマガジン社)1959年1月号~6月号所収 豊川が自身の半生、自動車製作、自身の考え方について語っている。 全5回で連載され、最終の1959年6月号では補足記事(全5回では使われなかった端書)が掲載された。 漫画 森田信吾『栄光なき天才たち2011』(集英社、2012年)ISBN 978-4-08-879282-8 豊川順彌の一生を描いた漫画作品。上述の『日本自動車工業史稿』や「よき時代のよき自動車」などに記載されているエピソードを細部まで拾って構成されている。オートモ号の復元に携わった鈴木一義(国立科学博物館 研究員)が監修を担当。巻末に豊川慶(豊川順彌の次男)が寄稿している。 映像 『純国産車オートモ号誕生』(自動車工業振興会、2001年) オートモ号復元にあたって制作された、オートモ号についてのドキュメンタリー。
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