量産型巨神機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 02:21 UTC 版)
十二巨神将をモデルに造られた巨神機たち。有人機と無人機の2種類に分けられる。 人型巨神機 殆どが対人用で作中最も多く登場する。 小型巨神機 対人用の量産型無人機。第1・2巻で合計5体登場。推定身長4、5メートル。武装したミノタウロスの男性を軽く凌駕するほどの戦闘力を持つ。 第6、7巻ではカガチ基地の巨神機生産工場で量産・搬出されているシーンがある。 第1巻登場機体 人用ゲートを無理矢理通り右腕を失い中破する。忍者道場で衛太と戦い、尻尾型ワイヤーを左腕に巻きつけられ、胸部のコアを貫通させられる形で自滅する(その際脊椎のようなものが確認できる)。 第2巻登場機体 ゲーマーの有人機をリーダーに4体登場。衛太の計画でエアロ・ジャウェアに迷宮町の大通りに誘導され、ミノタウロスたちに迷宮に墜とされ全滅。 第7巻登場機体 ケンタウロス達の陽動作戦時に登場。 カガチ基地警備用巨神機で、3体ずつ逐次投入されるが、次々とケンタウロス達に倒される。 ゲーマー専用機 対人用の有人機。第2巻に登場。推定身長6、7メートル。操者は「ゲーマー」。 武器は手首のロケットランチャーと爪。 また、両肩に2本ずつ付いている突起状のユニットから亜人種の魔力を吸収する。 エアロと合体したガントレットの必殺技・鴉嘴襲突(レイヴンシュート)で胸部のコアごとボディを貫通され再起不能になる。 水中戦用人型巨神機 水中戦に特化したタイプで、操者は「ゲーマー」。 小型巨神機に似た姿だが、ヒレ付きの尻尾、亀の甲羅のようなもの、足がフィン状になっている、両手にスクリュー、両肩と首周りのユニットにサメの背ビレに似たものがあるなど小型巨神機と異なる部分が多い。 魚人族の町の灯台を倒そうとするが、爆薬が足りず、灯台を傾けただけだったが、結果として大渦の力が弱まり、インドラの侵入を許してしまう。 辰型巨神機 拠点侵攻用の量産型無人機。第1、5巻、及び『12BEAST EPISODE0』に登場。量産型巨神機では最大の巨神機。 第1巻登場機体 ゲーマーによる遠隔操作で鳥人種の集落を襲撃する。胸部のコアから亜人種の魔力を吸収するが、ヒトデ型小型巨神機の1体を衛太に投げつけられコアが傷付き、魔力を吸収出来なくなる。 衛太に巨大バリスタを撃ち込まれ、コアを破壊され、再起不能になる。 『12BEAST EPISODE0』登場機体 第3巻に収録された『12BEAST EPISODE0』に登場。顔や前後脚など本編とはデザインが大きく異なる。 衛太率いる亜人種混成部隊の攻撃で転倒、鴉駆穿牙(レイヴンファング)でボディを貫通され倒れる。 第5巻登場機体 セントガルド軍のサポートとして登場。第1巻登場機体と同じ形状で、口から出す高圧スチームのようなもので崩落した氷壁を溶かすことができる。陣地に戻ったときには魔力切れ寸前でロクに動かせない状態だった。 ヒトデ型巨神機 第1巻に登場した辰型巨神機の体内に5体収納されていた小型無人機。 口から衣服のみを溶かす液体を撃つ。 1体は衛太に投げ飛ばされ辰型巨神機にぶつけられ大破、残る4体も衛太の誘導作戦でおびき寄せられ、巨大バリスタを撃ち込まれ全滅する。
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