十二巨神将
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 02:21 UTC 版)
後述する量産型巨神機の原型(アーキタイプ)にあたる12体の巨神機。第1巻での鳥人種の長老曰く「神にも匹敵する力を持つといわれる」。それぞれが十二支をモチーフとした称号のようなものを持つ。 ヴィカラーラ 「子神将(ネシンショウ)」の十二巨神将。第1巻で名前と姿のみ登場。 第6巻での「ワーカー」と「ゲーマー」の会話から繰者は「ワーカー」と判明、「ゲーマー」が操縦する。 小型の人型巨神機やゲーマー専用機の人型巨神機より更に大きい。 武器は手首と背中から発射する電磁ニードルで、電気を操る能力を持つ。電磁ニードルは発射せず背中から突き出したままにし、体を丸めて回転、突進するために使うことも可能。 また、超高圧電流を纏って突進することも可能。 ハイラ 「辰神将(リュウシンショウ)」の十二巨神将。名前と姿のみ登場。能力・操者共に不明。 クンビーラ 「亥神将(ガイシンショウ)」の十二巨神将。ハイラ同様名前と姿のみ登場。能力・操者共に不明。 インドラ 「巳神将(ミシンショウ)」の十二巨神将。セントガルド海軍最高戦力。第3、4巻に登場。 操者は「フィッシャー」。 ホオジロザメに似た頭部と大蛇または龍のような体を持つ。推定全長1キロメートル以上と第7巻現在登場済みの全巨神機中最大の超大型巨神機。 能力は腹部から海水を大量に吸収し、体内で圧縮し口から撃ち出す超高圧の水圧カッターで漁船数隻程度は容易く切断可能。 また、腹部から放水し、これを攻撃に利用することも可能。後述する【鉄槌鋳造(ハンマーフォージ)】で漁船を変形させた巨大手裏剣で体を切断され頭部・胴体のみになり灯台を破壊しようとするも、灯台を変形させたスイッチナイフで真っ二つに切断される。 ブラッククローク曰く「量産化されなかった欠陥品」らしい。 ヴァジュラ 「戌神将(ジュッシンショウ)」の十二巨神将。第4、5巻で登場。 操者は「ハンター」。 四足歩行獣のような体型の巨神機。 光を操る能力を持ち、光を屈折させ姿を消す、尻尾状の砲身から超強力なビームを撃つことが可能だが、煙や水蒸気に遮られると威力が落ちる(空気による減衰、詳しくは屈折を参照)という弱点上、特に積雪地では連射ができない。また、このビームは散弾として一度に数十発撃つことも可能。 対象に噛みついて魔力を吸収する。 なお亜人種側で確認されているのはヴィカラーラ、ハイラ、クンビーラの3体のみである。また残り7体は第7巻時点で未登場。名称・形状・能力・操者全て不明。
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