通算連続勝ち越し記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 00:43 UTC 版)
連続勝ち越し(幕内・十両8~15勝、幕下以下4~7勝)の記録が注目されるようになったのは、1971年9月に玉の海が玉錦の記録(26場所)を更新したときからである。その後この記録は北の湖により大幅に更新され、さらに武蔵丸が5場所上回り現在の記録(55場所)を保持している。なお白鵬は、連続勝ち越しで幕内は1位(51場所)だが、通算では武蔵丸に4場所届かなかった。 通算連続勝ち越し場所数 順位四股名場所数通算連続勝ち越し期間最高位1位 武蔵丸光洋 55場所 1990年(平成2年)11月場所 - 1999年(平成11年)11月場所 横綱 2位 白鵬翔 51場所 2007年(平成19年)1月場所 - 2015年(平成27年)7月場所 横綱 3位 北の湖敏満 50場所 1973年(昭和48年)7月場所 - 1981年(昭和56年)9月場所 横綱 4位 若乃花幹士 (2代) 28場所 1976年(昭和51年)7月場所 - 1981年(昭和56年)1月場所 横綱 旭富士正也 1987年(昭和62年)1月場所 - 1991年(平成3年)7月場所 横綱 6位 玉の海正洋 27場所 1967年(昭和42年)5月場所 - 1971年(昭和46年)9月場所 横綱 7位 玉錦三右エ門 26場所 1927年(昭和2年)1月場所 - 1933年(昭和8年)5月場所 横綱 北の富士勝昭 1967年(昭和42年)9月場所 - 1971年(昭和46年)11月場所 横綱 朝潮太郎 (4代) 1984年(昭和59年)1月場所 - 1988年(昭和63年)3月場所 大関 10位 大鵬幸喜 25場所 1960年(昭和35年)5月場所 - 1964年(昭和39年)5月場所 横綱 琴風豪規 1981年(昭和56年)1月場所 - 1985年(昭和60年)1月場所 大関 武蔵丸は幕下(4場所)と十両(2場所)時代の6場所も含む。幕内時代の連続勝越は1991年11月場所 - 1999年11月場所。 幕内在位中に限れば、1位は白鵬の51場所、2位に北の湖の50場所、3位に武蔵丸の49場所となる。 白鵬は、本場所が中止された2011年(平成23年)3月場所は数えず、技量審査場所の2011年5月場所を含める。 玉の海は連続勝ち越し記録継続中の1971年9月場所後、現役中に死去。 玉錦は年6場所制定着以前の記録。 尚参考記録として、若乃花(初代)が連続勝ち越し数では1955年(昭和30年)3月 - 1959年(昭和34年)11月の24場所(12位タイ)だが、その前1955年(昭和30年)1月場所で「7勝7敗1引分」の五分の成績が有る。「負け越し無し」の見方をすれば、1952年(昭和27年)9月 - 1959年11月の34場所(北の湖に次ぐ4位相当の記録)となる。
※この「通算連続勝ち越し記録」の解説は、「勝ち越し」の解説の一部です。
「通算連続勝ち越し記録」を含む「勝ち越し」の記事については、「勝ち越し」の概要を参照ください。
- 通算連続勝ち越し記録のページへのリンク