通算賞金25億円を突破・800勝を達成
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「神山雄一郎」の記事における「通算賞金25億円を突破・800勝を達成」の解説
2012年6月6日、大垣競輪場でのFI開催で優勝し、通算獲得賞金額が競輪史上初の25億円を突破。同日時点での通算獲得賞金額は2,500,303,909円で、選手登録日より24年2ヶ月での達成であった。2018年12月31日時点での通算獲得賞金額は28億4,234万1,309円であり、また過去において通算獲得賞金額が20億円を超えているのも神山が唯一である(次点は山田裕仁の19億1,782万5,099円、現役選手では村上義弘の18億8,256万5,589円※2018年12月31日時点)。 2014年は7月29日に800勝を達成。オールスター競輪の決勝で2着に入り年間賞金獲得額の上位(6位)に進出し、11月16日には高松競輪場の記念競輪(GIII)を優勝して記念での最高齢優勝記録(46歳7ヶ月)を更新する。さらに直後の競輪祭決勝でも3着に入り、5年ぶりとなるKEIRINグランプリ2014への出場を賞金枠上位で決定。この優勝からちょうど一ヶ月後の12月16日に行われた広島競輪場の記念競輪(GIII)も優勝して先述の記録を46歳8ヶ月に更新した。なお、2月の全日本選抜決勝の落車で右足腓骨を骨折し、日本選手権を欠場、24回連続出場で記録がストップした年でもあった。 2015年、最高齢記録更新となる形でS級S班に返り咲いた年。4月に防府競輪場で行われた共同通信社杯競輪の決勝において、山田久徳 - 稲垣裕之の先行ライン後位を追走し、稲垣が番手捲りを放ってから新田祐大を牽制するため外側へ動いた際に内を突くと、最終4角から先頭に出てそのまま押し切って優勝し、GIIIに続きGII最高齢記録も更新。さらにGIでも寛仁親王牌決勝で3着、オールスター決勝で2着に入る活躍を見せ、獲得賞金上位によりKEIRINグランプリへの出場権を獲得した。 2019年時点で、GI16勝は競輪界史上最多記録であり、特にオールスター競輪ではこれまで5回優勝と、もっぱら相性を良くしている。さらに地元の宇都宮競輪場では非常に強いことでも知られる。一方でKEIRINグランプリ(GP)にはこれまで16回出場し、1995年から1998年までは同一開催レース4年連続2着という競輪唯一といえる成績を残しているものの、未だ優勝だけは果たしていない。 ただ、デビュー後2年目にS級1班となって以来、足掛け30年間一度も降格することなくS級1班を維持してきたものの、2019年上期にほぼ連続して失格を3回も犯してしまったため、その影響で2020年上期はS級2班格付け(降格)が決定し、その記録も途絶えることになった。2020年下期より再びS級1班に昇格したが、その2年後の2022年下期より再びS級2班に降格することが決まった。
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