誰かが私を愛してる (1983年のテレビドラマ)とは? わかりやすく解説

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誰かが私を愛してる (1983年のテレビドラマ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/20 23:30 UTC 版)

誰かが私を愛してる
ジャンル テレビドラマ
脚本 市川森一
鹿水晶子
演出 楠田泰之
森田光則
出演者 多岐川裕美
野口五郎
露口茂
かとうかずこ
萬田久子
近藤正臣 ほか
オープニング 野口五郎『19:00の街
製作
プロデューサー 飯島敏宏
制作 毎日放送
放送
放送国・地域 日本
放送期間1983年1月6日 - 3月31日
放送時間木曜日22:00 - 22:54
放送枠木曜座
放送分54分
回数13
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誰かが私を愛してる』(だれかがわたしをあいしてる)は、毎日放送の制作により、TBS系列の「木曜座」(毎週木曜日22:00 - 22:54)の枠で、1983年昭和58年)1月6日から同年3月31日まで放送されたテレビドラマ。全13話。

概要・内容

木曜座』の枠としては最後の作品。シティホテル「クレメント」を舞台の中心とし、ライバルホテルとの業界同士の争いとその内幕などを映しながら、ヒロイン・寺沢泉が若い男性と中年男性との二つの愛の間で揺れ動きながら、業界人として自立していくその姿などを描いた。

28年前、蓼科高原の森で赤ちゃんを産み落とす一人の母親がいた。母親はしばらくして力尽きて亡くなり、その近くにはすでに父親の姿はなかった。その赤ちゃんこそ、後に出生の秘密を背負って生きることになる寺沢泉だった。それから28年。広告代理店・大東エージェンシーで企画の仕事をしていた泉は、友人と一緒に東京青山で輸入玩具店を開業するつもりで退職したが、友人にその開業資金を持ち逃げされ途方に暮れていた。泉は、新宿のシティホテル・クレメントの企画室にチーフとして勤める松川悦史の元を訪ねた。泉と悦史は大東エージェンシーで一緒に企画に携わっていたかつての同僚であり、10年越しの恋人同士でもあった。悦史は泉に、クレメント企画室入りを勧め、副支配人の矢崎泰一郎に面接してもらうように頼み込むが、すでに秘書・有馬衿子の企画室異動が内定していることから返事を渋られた。実はこの矢崎こそ、泉の出生の秘密を握っている人物だった…[1][2][3]

実在のホテル、ハイアットリージェンシー東京が「ホテル・クレメント」として撮影に使用された。主演の多岐川裕美野口五郎は、そのロケ先となったハイアットリージェンシー東京を訪れ、総支配人に話を聞いて役作りのために努めたという[3]

キャスト[4]

スタッフ

主題歌・挿入歌

主題歌
挿入歌
  • 野口五郎『誰かが私を愛してる』(作詞:市川森一、作曲:筒美京平、編曲:川村栄二)
  • 丸山圭子『ガラスの森』(作詞・作曲:丸山圭子、編曲:小笠原寛

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 参考:1983年1月6日 毎日新聞朝日新聞読売新聞各テレビ欄
  2. ^ 「TV新作ドラマ/『徳川家康』『霧の旗』『追跡』ほか」『映画情報』第48巻第2号、国際情報社、1983年2月1日、74頁、NDLJP:2343788/74 
  3. ^ a b 参考:『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE学研パブリッシング)編集部編)
  4. ^ 参考:毎日新聞・朝日新聞・読売新聞・北海道新聞京都新聞 各テレビ欄、週刊TVガイド(1983年1月~3月)
TBS 木曜座
前番組 番組名 次番組
誰かが私を愛してる
(廃枠)
TBS 木曜22時台(MBS制作枠・1983年1月 - 3月)
愛を裁けますか
誰かが私を愛してる



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