誰かが誰かを愛してるとは? わかりやすく解説

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誰かが誰かを愛してる

作者平安寿子

収載図書素晴らしい一日
出版社文芸春秋
刊行年月2001.4

収載図書素晴らしい一日
出版社文藝春秋
刊行年月2005.2
シリーズ名文春文庫


誰かが誰かを愛してる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/08 03:44 UTC 版)

誰かが誰かを愛してる
ディーン・マーティンシングル
初出アルバム『Everybody Loves Somebody The Hit Version』
B面 A Little Voice
リリース
ジャンル ポップ
時間
レーベル リプリーズ
作詞・作曲 サム・コスロー、アーヴィング・テイラー、ケン・レイン
プロデュース ジミー・ボウエン
ゴールドディスク
ゴールドディスク
チャート最高順位
第1位(ビルボード Hot 100)
ミュージックビデオ
「Everybody Loves Somebody」 - YouTube
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誰かが誰かを愛してる」(だれかがだれかをあいしてる、英語: Everybody Loves Somebody)は、サム・コスロー (Sam Coslow)、アーヴィング・テイラー (Irving Taylor)、ケン・レイン (Ken Lane) が共作した1947年の歌。

ヒットまでの経緯

1964年までに、フランク・シナトラによるものを含む数件のレコーディングがなされていたが、ヒットには至っていなかった。1964年、共作者のひとりであるレインが、ディーン・マーティンのアルバム『Dream with Dean』のセッションにピアニストとして参加した際、スタジオが使用できる残り時間が1時間あまりという時点でアルバムには1曲分足りないという状態になり、レインはマーティンにこの曲を歌ってみることを提案した。ディーンはこれに同意し、ピアノとギター、ドラム、ベースというスモール・コンボの編成で、比較的静かな、レイドバックしたジャズ・バージョンの演奏が行なわれた。マーティンはこの曲を、20年ほど前の1948年ボブ・ホープのラジオ番組で披露したことがあった。

その直後、マーティンは次作のアルバムに入れるべく、オーケストラとコーラスを付けてこの曲を再レコーディングした。マーティンが所属していたリプリーズ・レコードは、このバージョンがヒットすると見込んで、アルバムのタイトルを『Everybody Loves Somebody』として、この曲が目立つようにした。

当時のマーティンは、依然としてメジャーな歌手であったが、1958年以降はTop 40 入りするヒット曲に恵まれていなかった。さらに、ブリティッシュ・インヴェイジョンアメリカ合衆国のチャートを席巻するなか、中年のイタリア系クルーナーが、多くのティーンエージャーに受けるとは思われていなかった。しかし、この曲はBillboard Hot 100Easy Listening のチャートで首位に立ち、後者では8週間にわたって首位にとどまった[1]。それまでマーティンの代表曲は「ザッツ・アモーレ (That's Amore)」であったが、ヒットによってその座はこの歌に代わり、マーティンは1965年から1974年まで、自身のバラエティ番組のテーマ曲としてこれを歌った。この曲は、マーティンと強く結びつけられたため、これ以降のカバー・バージョンは、ヒットしたマーティンのバージョンと何かと比較されることになった。

マーティンはロックンロールを嫌っていたため、西側諸国の数多くのティーンエージャーたちと同じようにビートルズを信奉していた当時14歳の息子ディーン・ポール・マーティン (Dean Paul Martin) とは、家庭内でしばしば対立していた。マーティンは息子に、「お前のお気に入りの連中をチャートから追い出してやる (I'm gonna' knock your pallies off the charts)」と言い[2]1964年8月15日には「誰かが誰かを愛してる」が、ビートルズをビルボード・チャートの首位から引き摺り下ろしたのであった。

マーティンのバージョンは、同じくマーティンによる「ジェントル・オン・マイ・マインド」とともに、1960年代スパイ映画のパロディであるフランス映画『OSS 117 リオデジャネイロ応答なし (en:OSS 117: Lost in Rio)』に用いられた。

その他のバージョン

曲名「Everybody Loves Somebody」

日本語では「誰かが誰かを愛してる」が曲名であるが、英語原題「Everybody Loves Somebody」は「誰もが誰かを愛してる」、あるいは、題名に続く歌詞の内容を考慮すれば「誰もがいつかは誰かを愛することがある」という意味である。

「Everybody Loves Somebody」という言葉は、ロサンゼルスにある、マーティンの墓標にも刻まれている[3]

出典・脚注

  1. ^ Whitburn, Joel (2002). Top Adult Contemporary: 1961-2001. Record Research. p. 158 
  2. ^ Dino: Living High in the Dirty Business of Dreams by Nick Tosches.
  3. ^ Dean Martin (1917–1995) Retrieved 09-19-11

参考文献

  • The Billboard Book of Top 40 Hits, 6th Edition, 1996

関連項目

外部リンク

先代
ビートルズ
ア・ハード・デイズ・ナイト
Billboard Hot 100 首位
1964年8月15日(1週)
次代
シュープリームス
愛はどこへ行ったの
先代
スタン・ゲッツ / アストラッド・ジルベルト
イパネマの娘
Billboard adult contemporary 首位
1964年8月15日 - 9月19日(8週)
次代
ゲイル・ガーネット
太陽に歌って


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