読手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:54 UTC 版)
山城 今日子(やましろ きょうこ) 声 - 芹野恵子(読手時)、荘司美代子(セリフ時) 理音の祖母。静岡県。A級。7人しかいない専任読手の1人で、彼女の詠みは「声の響きが多彩」「情報量が多い」と評されており、「感じ」が良い選手にとっては有利となる読手。詩暢からも「この人が読手の時は(感じがいい)周防名人はやっかいな相手になる」などと評されている。 奏が憧れている読手。周防も彼女のファンで「キョコタン」と呼ぶ。 若いころはクイーン位を8期もつとめた永世クイーンで永世クイーンになったばかりのころに紅白歌合戦の審査員も務めた。 千早、新が出場した名人・クイーン戦を最後に読手引退を決めている。 五十嵐 修(いがらし おさむ) 専任読手の一人。15年の経験あり。東京都かるた協会所属のA級の七段。練習用CDの吹き込みもしている。 「90分立ちぱなし。リズムや声の音量や響きに気を配りつつ、試合全体を見渡して場を調整する役目」と専任読手の仕事として肝に銘じている。 一番好きなのは、マナーを守りモメず迷わず時間を取らないクリーンな選手。 千早が3年生の時に名人戦予選に選手として出場した。 廣田 幸一郎 (ひろた こういちろう) 専任読手の一人。広島県かるた協会所属の六段。 牧野 美登里(まきの みどり) 声 - 木本景子 専任読手の一人。太宰府かるた会所属の六段。旧姓は河合。 31年前(22巻時点)の吉野会大会決勝戦(原田と北野の対戦)で、予定していた読手が急用のため、読手を務めることになっていた。しかし原田に「河合さんの読みで調子崩したくない」と言われてしまい、傷ついた。このことを機に、猛特訓で専任読手になった。 原田曰く、若いころに比べて余韻の長さ、決まり字までの速度が安定してきた。また、鼻濁音が美しい。原田の東西挑戦者決定戦のとき原田が2試合目を欠場した理由を聞き、感激した。 現在は福岡の強豪校、筑豊女学館で指導を行っている。 小峰 和光(こみね かずみつ) 声 - 山内健嗣(セリフ時) 専任読手の一人。東京都かるた協会所属の八段。 彼の詠みは小柄な身体からは想像もつかない美声と立体的な響きを持っている。また、JBLブランドの最高級スピーカー『エベレスト』になぞらえ、"エベレスト小峰"と一部で呼ばれている。 芹沢 泰治(せりざわ たいじ) 専任読手の一人。宮城県かるた協会所属の六段。 正確なピッチの人。 九頭竜葉子(くずりゅう ようこ) 専任読手の一人。京都府かるた協会所属(10年前の名人戦の音声をかなちゃんと机くんが「上の句」を抽出)。 声に独特なところがある。 しばらく公式戦で読んでなかったが、千早・新が挑戦者になった年の名人位・クイーン位戦で予定されていた読手のうち2人がインフルエンザで欠場したのを聞きつけて急遽会場に駆けつけた。 田代(たしろ) 声 - 逢坂良太 新人の読手で、審判も務める。B級。持田太の友人。 B級公認の資格を取ったばかりで、緊張すると札読みの間が空いたり正しいリズムが取れなかったりする。 須藤 暁人(すどう あきひと) 詳細は「#須藤 暁人」を参照
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読手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 14:51 UTC 版)
札を読み上げる役割の人を読手(どくしゅ)と呼ぶ。公式戦での読手は読唱の美しさや正確さ(声の高低・大きさ・長さ等)も要求される。前の札の下の句・余韻・間合い・出札の上の句の間隔(秒)が「5・3・1・6方式」、「4・3・1・6方式」、「4・3・1・5方式」などがある。上位の試合になると専任読手・公認専任読手(A級・B級)が読唱することになり名人位・クイーン位決定戦では専任読手でないと読唱できない。専任読手・公認専任読手の任期は2年。 読手選定基準選考方法役割専任読手 ・四段以上。・A級公認読手で5年以上の実績。 全日本かるた協会の専任読手選考会で決定。 ・三大大会の読手。・読手の育成や指導。 A級公認読手 ・三段以上。・所属会会長の推薦。 全日本かるた協会のA級公認読手選考会で決定。 ・三大大会以外の大会の読手。 B級公認読手 ・初段以上。・所属会会長の推薦。 ・読手講習会の参加。 専任読手の推薦により競技かるた部で決定。 ・B級以下の大会の読手。
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