設定・シナリオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:24 UTC 版)
「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の記事における「設定・シナリオ」の解説
本作の設定は主にテレビアニメ第1期からの『BanG Dream!』の世界観に準拠している。ストーリーはテレビアニメ第1期のその後の物語が描かれており、第1期の内容もストーリーとして実装されている。また、シーズン2からはテレビアニメ第2期の物語を前提としてストーリーが展開されている。
※この「設定・シナリオ」の解説は、「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の解説の一部です。
「設定・シナリオ」を含む「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の記事については、「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の概要を参照ください。
設定・シナリオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 08:01 UTC 版)
舞台は2014年。これは当初、発売予定が2014年であったことに加え、2014年放送のテレビアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』と同時期に配信予定であったアプリゲーム『Fate/Grand Order』とシンクロするようにシナリオが執筆されていた関係もある。 時代設定の変更は上記の理由のほか、1999年が舞台であった『月姫』をその時代設定のまま届けるのは、若いユーザーに遊んでもらうためのテーマや社会性が感じられず娯楽として不十分であると奈須が感じたため。前作、『魔法使いの夜』に関してはバブル時代が物語のテーマになっていたが、『月姫』には時代を関するテーマはないため、各キャラクターを守りつつ時代設定は大きくアップデートされた。 また、事件のスケールも『FGO』の劇中の事件のスケールが大きくなったことに合わせて「都心でハリウッド映画をやる」という考えにより変更され、舞台も「関東近郊の普通の街」から「東京都心」に変更される。また、この変更は「今の時代に月姫を遊んでもらう」ためには現代に舞台を移したほうが良いという考えもあった。 新キャラクターも多く追加された。これは、同人版ではシナリオ上必要最低限のキャラクターしか出せていなかったが、世界観を広げるために必要だと感じた奈須が、新たにキャラクターを数多く設定した。 死徒二十七祖の設定などは大きく変更され、当時の奈須の基準ではトップランカーであったキャラクターたちが『Fate/stay night』以降の作品の基準に合わせて調整されている。削除されたキャラクターもいるが、設定の残ったメンバーに関しては、能力のアップデートなどを行いスケール感を広げている。 新キャラクターのマーリオゥは聖堂教会のバックボーンを語るキャラクターが必要になると判断され制作された。本作では聖堂教会の設定を掘り下げる必要があり、新キャラクターに加え、同組織の歴史を記した「聖堂教会年表」も2010年に作成されている。なお、本作の年表を元にテレビアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』以降に新たに開示された魔術協会の設定が制作されている。 上記のように、リメイクに際して舞台や設定は大きく変更されているが、「変化してほしくない」ファンの気持ちも尊重し、アルクェイドルートに関しては同人版と内容自体の大きな変更はされていない。一方で、シエルルートに関しては、「同人版の再現はアルクェイドルートで行うから、シエルルートは古参プレイヤーの記憶にない物を作りたい」という奈須の願いにより、シナリオのキーポイントは変更せず、それ以外の要素は大幅に変更した。また、作品全体を通して、本作では同人版と大きな変更点が一つ存在しており、武内はその点について、「同人版に思い入れのある人にとっては残念な要素となる」としつつも「変更した点にはすべて意味がある」と述べている。奈須は、ファンが見たいと思うシーンは残しつつ、それ以外のシーンで「好きではあるけどこれはいらないよね」と感じるシーンは変更し、中身の詰まった新たな『月姫』を作り上げたと述べている。 これらの設定の大幅な変更に至った理由として、奈須は2007年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を視聴したことが大きかったと語り、本作の前半が個々のシーンのディテールを向上させつつ総集編としてまとめながら、後編のラミエル戦以降は完全新作の映像・シナリオであったことに感銘を受け、『月姫』の大幅なシナリオ変更を改めて決断したという。 奈須は本作の開発において最大のライバルをコミカライズ版『真月譚 月姫』を描いた佐々木少年であったと後に述べている。佐々木はアルクェイドルートのダメな要素を全て上手くアレンジして、そこにシエルルート、秋葉ルートの要素も含めた完成度の高いコミカライズを手掛けたため、リメイクを出すのであれば本作を超えないといけないと奈須は感じていた。なお、佐々木に関してはTYPE-MOONスタッフと共同で本作のコンテ・レイアウトを担当しているほか。PC版が完成した際のテストプレイも務め、TYPE-MOONのオフィスで6日間のテストプレイを行っている。 佐々木少年による『真月譚 月姫』の影響を受けたシーンとしては、『旅の終わり』におけるアルクェイドの「大好き!」のシーン。これは奈須が漫画版「真月譚 月姫」8巻の帯に使った一文をリメイクでは絶対入れたいと思っていたため採用した。本来はイベント絵も要望していたが、スケジュールなどの都合で断念された。ただし、曲に関しては奈須の要望で主題歌アレンジ『生命線(piano ver.)』が使用されている。
※この「設定・シナリオ」の解説は、「月姫 (ゲーム)」の解説の一部です。
「設定・シナリオ」を含む「月姫 (ゲーム)」の記事については、「月姫 (ゲーム)」の概要を参照ください。
- 設定・シナリオのページへのリンク