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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 05:18 UTC 版)
西村が誘拐事件を題材にしていた頃の作品であり、1976年の日本プロ野球のペナントレースを舞台にした小説である。実在の人物たちが集団ごと誘拐されるという点で極めて珍しく、かつ画期的ともいえる作品である。1978年には日本テレビでドラマ化もされた。 上記のとおり、誘拐される巨人軍選手は全て実在である。当時の主な選手は 王貞治 張本勲「いざとなったらバットで犯人たちをぶんなぐってやるつもりでしたよ」という台詞あり。当時知られていた張本のイメージに合った台詞である。 高田繁 柴田勲 土井正三 デーブ・ジョンソン 末次利光 吉田孝司 小林繁 堀内恒夫 加藤初 新浦寿夫 クライド・ライト 山本功児 柳田真宏 なお、表紙には長嶋茂雄と新幹線(0系)が描かれている。 またこの作品では、将来が有望というだけで、活躍が保証されていないにもかかわらず、あまりに高額な契約金を払うプロ野球に対する疑問も投げかけられている。
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