角界関係
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「美味しんぼの登場人物」の記事における「角界関係」の解説
若吉葉 声 - 大塚芳忠 大相撲の名横綱。初登場10巻「横綱の好物」。相撲部屋「島高部屋」(アニメでは「高山部屋」※アニメ「おせちと花嫁」の回で、相撲部屋の外観が描かれているが、そこでは島高部屋とある)所属。 不知火型の土俵入りをする。大原社主と海原雄山が後援会会員。山岡たちが大原社主に連れられて島高部屋を訪れたことにより知り合った。得意手はぶちかましてからの怒涛の寄り身で、幾度も優勝も果たしている。面倒見のいい性格で、弟弟子たちからの信頼も厚い。 すみ子とは相思相愛の関係だったが、島高親方が縁談を持ってくるため、なかなかすみ子との関係を口に出せずにいた。しかし山岡たちの助力とおかみさんの後押しにより晴れて夫婦となる(10巻「おせちと花嫁」)。現在は墨田区両国に住んでおり、子供も男の子が一人いる。 すみ子 声 - 潘恵子 若吉葉夫人。初登場10巻「おせちと花嫁」。 亡くなった島高部屋付きの呼び出しの娘で、島高部屋のおかみさんの手伝いをしていた。おせち料理で横綱の結婚相手を決めるとき、山岡と精一の指導により黒豆など地味ながらも飾らないおせちを作り、横綱の心をつかむ。島高親方は憤然とするが、すみ子の良さと気持ちを分かっていたおかみさんが後ろ盾になって親方をやり込めてくれたおかげで、見事結婚相手として認められた。子供は男の子がいる。なお、「若吉葉二世として力士になるかどうかは本人次第」とすみ子は言っている。 島高親方(声 - 田中康郎→飯塚昭三)、島高部屋のおかみさん(声 - 近藤高子) 初登場10巻「横綱の好物」。 若吉葉が所属する島高部屋を開いている。 親方は気風はいいが、若吉葉の嫁選びの時に家柄の良い娘たちを連れてきて呼び出しの娘の「すみ子」を軽視したり、力士の体作りの食事はちゃんこ料理しか認めないと言ってピザを「西洋お好み焼き」と否定したりと、見栄っ張り且つ独り善がりな一面もある。だが、唯一おかみさんだけには頭が上がらない様子で、若吉葉からすみ子との関係を明かされた際には自ら取り決めていた約束を忘れて「俺の面子を潰す気か」と憤慨した親方を、おかみさんが「最高位関脇止まりだったお前さんが横綱の若吉葉に何威張ってんだい!」と殺し文句を投げかける形で言いくるめてくれたおかげで無事に若吉葉とすみ子の結婚が認められた。この「最高位関脇止まり」はその後の話でも親方をからかう際に使われている。 鏡洋 声 - 子安武人 島高部屋の幕内力士。初登場27巻「ピザの横綱」。若吉葉の弟弟子。四股名は「かがみなだ」と読む。 三谷直吉(典子の夫)の友人が経営するピザレストランに毎日通った。その目的はピザを食べて体重を増やすことと、経営者の妹の飯村とし子(声 - 原えりこ[エンディングのテロップでは"原としこ"])に会うことだった。上背はあるが体重が軽いのが悩みで本人もそのことを気にしている。島高親方の「(体重を増やすには)ピザよりちゃんこ(鍋)を食え」という方針のため親方には内緒でピザを食べている。しかし、部屋の力士の息抜きという名目で親方と横綱たちをそのピザレストランに連れて(士郎とゆう子三谷夫妻も同席)、親方にピザを食べさせ、体重増加のためピザを食べることを認めさせた上、とし子を親方に紹介して交際のお墨付きを得た。 その後67巻の「ポン酢の秘密!?」でも登場している。
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