好角家としてのメディア出演
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「デーモン閣下」の記事における「好角家としてのメディア出演」の解説
好角ぶりが広く認知されて以降、NHKを含むメディアから出演要請を受け、2005年11月9日放送の『クローズアップ現代』にスタジオ・ゲストとして悪魔の姿で出演し、琴欧州の話題を中心に大相撲の現状と展望を述べた。 2006年1月15日の大相撲初場所8日目では、NHK大相撲中継のゲストとして午後1時のBS2の中継開始から午後6時の総合中継終了まで出演した。通常、相撲中継における著名人ゲストの出演は中入り後のみであり、三段目の取組から打ち出しまでの全編にわたって出演するゲストはNHK相撲中継史上初であった。通常は場所入りする力士や場所界隈の風景の映像から始まる大相撲中継のオープニングも閣下が会場入りする模様からスタートする異例の扱いだった。 中継終了間際に感想を問われ、「『紅白歌合戦』に初めて出たときよりも感激した」とした。「呼ばれればすぐにでも出ますので」など、謙虚な発言を実況の吉田賢アナウンサーから「らしくない。『また来るぞぉ』で締めるのかと思いましたが」と指摘されると「また来るぞ、ウワハハハハ」と本来の語りで締めて放送は終了したが、解説は角界関係者・メディア・視聴者ともに概ね好評で、2007年1月14日の大相撲初場所8日目の中入り後中継、2009年1月18日1月場所中日の正面解説 と、以降もゲストとして出演した。また、世を忍ぶ仮の幼少時代の在米経験を買われ、2008年5月24日の大相撲夏場所14日目のデジタル総合・BS2の英語副音声の中入り後解説も担当している。 2006年12月30日のNHK『大相撲この一年』では、北の富士勝昭・舞の海秀平・やくみつると共に座談会形式で角界の一年を振り返っており、以降毎年末に同じ面子による『大相撲とことん言います』が放送されている。2008年12月7日の『ボクらの時代』(フジテレビ系)では、内館牧子、やくみつると大相撲談義を行った。2007年11月7日放送のクローズアップ現代でも時津風部屋力士暴行死事件と角界の抱える問題について「膿を出し切るいい機会ではないかと」と持論を展開した。 2010年6月21日のニュースウオッチ9では、多数の大相撲関係者が野球賭博に関与したことで名古屋場所の開催が危ぶまれていることに関して「絶対に開催すべき。中止すればこつこつと努力している多数の力士がかわいそう。努力している力士で大相撲を守りきるのがファンへの罪滅ぼし」と電話インタビューの応答が放送された。 2011年1月10日に大相撲1月場所2日目のNHK大相撲中継に出演し、翌年の初場所で期待する「夢番付」を発表したが、番付中空白になっていた東前頭筆頭の欄に自ら「琴田宮」と琴光喜の過去の四股名を書き込み「琴光喜に関しては処分に疑問を持っている。反省したうえで十両下位からやり直してもいいのではという私見だった」と語った。 2021年10月19日にはNHKの『視点・論点』に出演し「横綱・白鵬の引退に思う」と題して横綱白鵬の活躍を通じて見えた「スポーツと『道』の齟齬」ついて論じた。
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