藤原図書館の歴史
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1972年(昭和47年)11月、藤原町総合文化会館(現・日光市藤原総合文化会館、鬼怒川温泉大原1404番地1)が着工し、1973年(昭和48年)9月に完成した。同館は大ホール・中ホールなどのほか、図書室を有していた。 1982年(昭和57年)4月、藤原町は藤原町立図書館新築工事設計監理業務委託を行い、同年8月に藤原町立図書館の建設工事が着工した。図書館は翌1983年(昭和58年)3月に竣工し、4月に藤原町立図書館設置条例を施行、10月1日に開館した。館内には、一般開架・児童開架・事務室のほか、観光資料展示室も設けられた。 1987年(昭和62年)10月、藤原町内3小学校を対象に貸出文庫を開始し、1988年(昭和63年)10月に地下の書庫を電動式可動書架とした。1989年(平成元年)2月にCD、1990年(平成2年)6月にビデオの館外貸し出しを開始した。1994年(平成6年)度の住民1人当たりの貸出冊数は1.3冊で、県内では藤岡町立図書館(現・栃木市藤岡図書館)に次ぐワースト2位であった。1997年(平成9年)は、6月に図書館文学紀行、7月に本の宅配制度と新しい取り組みを連続で行った。 2000年(平成12年)4月より日光地区圏2市2町1村公立図書館等広域利用を開始した。2003年(平成15年)11月、藤原町生涯学習振興大会に合わせ、町立図書館20周年記念事業を開催した。2004年(平成16年)1月、ブックスタート事業を開始、同年11月に藤原町ホームページに図書館コーナーを開設した。 2006年(平成18年)3月20日、市町村合併に伴い、日光市立藤原図書館に改称し、同時に図書のコンピュータによる貸し出しの導入と祝日の開館を開始した。2007年(平成19年)3月より視聴覚資料もコンピュータによる貸し出しが導入された。2012年(平成24年)4月1日より指定管理者制度が導入され、株式会社図書館流通センター・株式会社近代ビル管理社共同事業体の管理運営に移行した。指定管理者への運営移行により、従来の9時30分の開館が9時に変更された。
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