落選と小泉・安倍政権での活動とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 落選と小泉・安倍政権での活動の意味・解説 

落選と小泉・安倍政権での活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 13:05 UTC 版)

与謝野馨」の記事における「落選と小泉・安倍政権での活動」の解説

2000年6月第42回衆議院議員総選挙民主党現職海江田万里敗れ重複立候補していた比例代表東京ブロックでも復活せずに落選する。自民党民主党都市部中心に議席奪われ、「1区現象」と呼ばれる事態陥ったが、閣僚経験者総裁候補とも目されつつあった与謝野落選は、1区現象象徴として大きく報じられた。与謝野落選について小泉純一郎は後に、「(与謝野さんが)落選してなければ自分ではなく与謝野さんが総理になっていただろう」とも述べている。 浪人時代CS放送朝日ニュースター」を始めマスメディアにしばしば登場その頃誕生した小泉内閣構造改革当初批判的であったが、徐々に方針転換して改革にも一定の理解を示すようになったほか、復活期した2003年総選挙前に派閥を離脱した。これは当時所属派閥であった志帥会における亀井静香との権力抗争敗北し以前亀井所属していた清和政策研究会小泉首相に接近する事情もあった。 2003年11月第43回衆議院議員総選挙選挙区では僅差海江田敗れたが、比例復活3年ぶりの国政復帰し、その後は党の金融調査会長を務める。2004年自民党政調会長就任し小泉首相進め郵政民営化尽力し2005年9月行われた第44回衆議院議員総選挙で、海江田比例区での復活許さないほどの圧倒的な勝利を収め5年前雪辱果たした2005年発足第3次小泉改造内閣で、内閣府特命担当大臣金融経済財政政策)に就任する2006年小泉内閣終わり近く景気が少し持ち直してくると、消費者物価指数がマイナスにもかかわらず量的緩和解除ゴーサイン出した。「デフレのほうが良いインフレ絶対悪だ。だから物価上昇率プラスになった悪魔である」と語っていたという。 2006年9月26日安倍政権発足安倍とは通信傍受法成立にあたって協力したほか、財界との勉強会である「四季の会」を通じて親しい関係であるため、内閣官房長官として与謝野起用する構想があったとされるが、与謝野官僚寄り姿勢警戒して小泉待ったをかけたという。結局自民党税調会長税制調査会長)に就任したが、就任直後10月口内痛み覚えるなどしたため入院し11月税調会長辞任して療養生活に入った2007年1月初旬退院した後も自宅療養続け4月13日衆院本会議出席し政治活動再開し6月8日発売された『文藝春秋7月号に寄せた随筆告知」にて、喉頭癌による入院だったことを公表した2007年8月27日発足第1次安倍改造内閣において内閣官房長官拉致問題担当大臣兼務)に就任改造にあたって安倍菅義偉登用模索したが、事務所費問題から断念その後町村信孝就任確実視されていたが、最終的に与謝野官房長官起用した2007年9月12日所信表明演説直後突如安倍辞任表明その後安倍体調不良入院という事態となった。安倍入院して首相臨時代理置かれなかったが、官房長官である与謝野官邸事実上仕切り、「与謝野官邸」と呼ばれた同様に党務仕切った幹事長麻生とともに麻生クーデター説のやり玉の一人挙げられ強く批判された(その後この説はデマ判明)。同年9月26日福田康夫内閣発足に伴い官房長官拉致担当相退任した

※この「落選と小泉・安倍政権での活動」の解説は、「与謝野馨」の解説の一部です。
「落選と小泉・安倍政権での活動」を含む「与謝野馨」の記事については、「与謝野馨」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「落選と小泉・安倍政権での活動」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「落選と小泉・安倍政権での活動」の関連用語

落選と小泉・安倍政権での活動のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



落選と小泉・安倍政権での活動のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの与謝野馨 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS