華岡青洲
(華岡震 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 13:12 UTC 版)
華岡 青洲(はなおか せいしゅう、宝暦10年10月23日(1760年11月30日) - 天保6年10月2日(1835年11月21日))は、江戸時代の外科医。諱は
注釈
- ^ 随賢は祖父・華岡尚政の代から華岡家の当主が名乗っている号で、青洲はその3代目である。
- ^ オランダ商館のドイツ人医師カスパル・シャムベルゲルが慶安3年(1650年)- 慶安4年(1651年)に日本に伝えた外科技術。
- ^ 古来の東洋医学とオランダ式外科学の折衷医術。
- ^ ただし、患者の乳癌は手術当時すでに末期の症状だったと推測され、患者は手術から4ヵ月後に死亡している。
- ^ 但しモートンの術例と異なり麻酔に使用した薬物が秘伝であったため、手術の全容については今日においても不明な部分が多い。
- ^ ただし、通仙散の処方は極めて難しく、使用には大変な危険を伴うため、みだりに公開できなかったという事情もある。
- ^ 娘。夭折。
- ^ 木綿商人
- ^ 合水堂二代目
- ^ 高野山正智院住職
- ^ 兄に師事。文化8年(1811年)、堺に診療所、文化13年(1816年)、大坂中之島に合水堂を開設。
- ^ 合水堂三代目
出典
- ^ a b c d e f g h “TERUMO公式サイト - 医療の挑戦者たち14 - 世界で初めて全身麻酔手術に成功したのは、日本人医師だった 華岡青洲”. 2020年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月7日閲覧。
- ^ “[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC036EN0T00C21A9000000/ 最先端だった青洲の乳がん手術 部分切除の発想で がん社会を診る 東京大学特任教授 中川恵一]”. 日本経済新聞 (2021年9月8日). 2022年3月9日閲覧。
- ^ 松木明知「華岡青洲による最初の全身麻酔の期日について」『日本医史学雑誌』第19巻第2号、1973年、p.p.193-197、ISSN 0549-3323。
- ^ 「日本の名医:55:503:華岡青洲」『活』第51巻第5号、2009年、p.p.78-79。
- ^ a b c 明知, 松木 (2005). “謎につつまれた華岡青洲の生涯 —麻沸散による全身麻酔施行200周年を記念して—”. 日本臨床麻酔学会誌 25 (5): 427–440. doi:10.2199/jjsca.25.427 .
- ^ https://anesth.or.jp/users/common/about/overview
- ^ 「華岡青洲春林軒門人録」『華岡青洲』(昭和47年(1972年)6月30日発行、那賀町華岡青洲をたたえる会編、那賀町立図書館発刊)
- ^ 歴史散歩 偉人たちの末裔は今? BSテレビ東京
- ^ 栗原歯科医院 Doctors File
- 華岡震のページへのリンク