十味敗毒湯とは? わかりやすく解説

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十味敗毒湯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/28 15:21 UTC 版)

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)は、漢方方剤の一種。出典は『瘍科方筌』(ようかほうせん)。江戸時代の医学者、華岡青洲によって創られた。医療用医薬品と一般用医薬品(OTC)がある[1]

概要

化膿性疾患、湿疹等に用いられる。

効果・効能

体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの次の諸症: 化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、急性湿疹、水虫

組成

柴胡(さいこ)、桔梗(ききょう)、川芎(せんきゅう)、茯苓(ぶくりょう)、連翹(れんぎょう)、桜皮(おうひ)[2]防風(ぼうふう)、独活(ドクカツ)、甘草(かんぞう)、荊芥(けいがい)、生姜(しょうきょう)

副作用

重大な副作用

偽アルドステロン症、ミオパシー

関連項目

脚注

  1. ^ 伸和製薬|十味敗毒湯(一般用医薬品)
  2. ^ 代わりに樸樕(ぼくそく)を用いた処方もあり、現在ではメーカーによって桜皮配合のものと樸樕配合のものが見られる。

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