編集者と漫画家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 02:59 UTC 版)
宮前 剣(みやまえ けん) 声 - 三宅健太 野崎の担当の男性編集者。27歳。身長171センチメートル、誕生日は9月22日、血液型はA型。好物は鮭。 無愛想で仕事以外のことにほとんど興味を示さない上に会話嫌い。それが野崎にとってはクールに見えているらしく、野崎からは極端な慕われ方をされている。仕事そのものには真面目で、メールでの素早い対応や野崎へのコメントなどは至極真っ当。編集部の中では数少ない常識人。 ストレスで太るタイプで、特に学生時代からの腐れ縁である前野と付き合いがある期間はストレスが増えて太り、関係が切れるとスリムになる。就職後に前野と同じ職場になってしまいストレスが増大したため、再び太ってしまった。高校時代に付き合っていた女子がおり、互いに前野が嫌いということで意気投合していた模様。 絵を描くことがかなり苦手。野崎に表紙のイラスト案を出した際も、受け狙いだと思われてしまった。 前野の後任を務める事が多く、その反動からか宮前を慕う漫画家は多い。 前野 蜜也(まえの みつや) 声 - 小野大輔 宮前の前に野崎を担当していた男性編集者。27歳。身長176センチメートル、誕生日は8月1日、血液型はB型。 都の担当。美形だがかなりのナルシスト。他人の成果を「自分が助言したから」と語ったり、酔っぱらった際に自らの漫画論を語ろうとしたが何一つ具体的な話ができず、語るものすらないのかと宮前を驚愕させている。 「意味もなくボツにする」「仕事をさぼって遊びに行く」「原稿をなくす」「ミスを犯すと開き直って逆に相手に謝らせる」「写真などの資料を頼んでも自撮りばかりして来る」など、行動は至って自己中心的且つ変な方向に自信を持っている。その一方で表紙の提案をすることになったが絵が壊滅的なレベルである宮前に「絵が苦手なら文章を添えて説明すればいい」と助言したことがある。 タヌキが大好きで、担当している漫画に無理矢理タヌキを出している。『少女ロマンス』の編集部ブログも担当しているが、自分のことばかりを書く前野ブログと化している。ロマンス内では恋愛相談コーナーも担当している。 さわやかなルックスと一見気さくな物腰から遊びで付き合う女の子達や担当になったばかりの新人、同級生の一部からは好意的に見られている。仕事として付き合う内に上述の軽薄かつ無責任な仕事ぶりで漫画家に編集者という存在への不信感を植え付ける。 都 ゆかり(みやこ ゆかり) 声 - 川澄綾子 少女漫画家で女子大学生。大学2年生。身長165センチメートル、誕生日は4月8日、血液型はO型。 『別冊少女ロマンス』の看板漫画家の1人。ペンネームと本名は同じ。野崎と同じマンションの上の階に住んでいる。ファンタジーからミステリー調まで幅広いジャンルの少女漫画を描くことが出来るが、担当が前野であるため、どんな作品にもタヌキを登場させられている。理不尽なことを言われても怒るよりもまず困惑する傾向があり、温和な性格であるため、前野がどんな無茶を言い出しても律儀にそれに応じている。 大学では漫画家であることを隠しているため、編集部からの電話を借金取りへの電話、プロット構想を彼氏へのラブレターだと周りから思われている。家が近くのため野崎とたびたび漫画の内容についての相談を行っているのだが、そこを久川に見られたことで野崎が彼氏だと思われており、さらに会話の内容からかなり爛れたことをやっているのだと勘違いされている。仕事に対しては熱心なため、常にネタ集めには余念が無く、それもまた大学では周囲に誤解を与える一因となっている。 同級生の瀬尾遼介についてはナンパなイメージを持っているが、深層心理ではその良識的な性格を理解しているのか、原稿に起こすとすっかりツッコミキャラとして描いている。
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