総務部広報室
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片山和宣 演 - 要潤 1等空尉 → 3等空佐。広報班。防衛大学校出身。空幕広報室に異動後、民間の広告代理店で1年の研修経験があり、絵コンテ作りが得意。マイペースで仕事に粗が出ることもある。プライドが高く、部下である空井に面倒な仕事を押し付ける。メディアで取り上げてもらうために様々なアイデアを出すがパクリネタも多い(オタク文化に精通している)。小松基地での新人広報官時代に比嘉と組み「小松の名コンビ」と呼ばれていた。しかし、実際は経験豊富な比嘉が仕事をしていた状態であり、次は比嘉と対等に仕事をしたいと思っていた。比嘉が昇任試験を受けずに1曹のままであったため、彼には向上心がないと決めつけ、一方的に突っかかる態度を取っていたが、誤解が解けたことと空井の働きもあって和解した。色恋話に目がないが、柚木と槙の交際に広報室でただ一人気づかないなど恋愛に疎い。2013年になって婚活に励み、見合い相手へのプロポーズに成功した。最終話では、芦屋基地の総務班長となっている。 比嘉哲広 演 - ムロツヨシ 1等空曹 → 空曹長 。広報班。空井の教育係。小松基地時代は、片山の教育係だった。広報の仕事や心構えを空井に教え、実務においては空井の補佐を行う。広報の仕事に精通しており、フォロー上手で、彼のおかげでピンチを切り抜けることも多い。幹部自衛官候補試験を毎年受けずにいるのは、自衛隊において特殊といえる広報の仕事を引き継いでいくために転勤の少ない熟練の広報スタッフとなる下士官が必要だという自論のためである。最終話では第1話のメンバーで唯一、広報室に残っている。妻の実家は造り酒屋。 石橋栄治 演 - 大塚ヒロタ 2等空曹。広報班。広報室公式WEB担当。ネットで知り合った彼女がおり、遠距離恋愛をしている。 小暮聡 演 - 岩寺真志 2等空佐。広報班班長。 柚木典子 演 - 水野美紀 3等空佐。報道班。防衛大学校卒業後、千歳基地の高射隊に配属された際に、部隊初の女性幹部だったために、意地の張り合いで男性の部下たちと対立して孤立してしまった。別の高射部隊にいた鷺坂に引き抜かれて助けられた。その体験から、男性的ながさつな振る舞いをわざとするようになった。リカとは当初対立しやすかったが、男社会で働く者同士理解できることもあって、次第にうち解けていき、2人で飲みに行く間柄になった。恋愛には疎く、槙の気持ちには全く気付いていなかった。最終話では入間基地所属。槙と結婚しており第一子を授かる。 槙博巳 演 - 高橋努 3等空佐。報道班。柚木の防衛大学校の剣道部時代の後輩で、その頃から柚木に密かに思いを寄せていた。柚木の乱雑な言動を咎めるのは、かつての柚木を知っている悔しさからである。かなり前に別れた民間の彼女がいたが、柚木と距離感を保ちたいために、まだ付き合っていることを装っていた。しかし、PVの撮影時に別れていたことを柚木に明かし、デートに誘ったり、広報室のメンバーの面前で可愛いと口にしたりするなど気持ちを伝えている。最終話では十条の補給本部に異動しており、柚木と結婚して第一子を儲けている。 鷺坂正司 演 - 柴田恭兵 1等空佐。広報室長兼報道担当官。異名は「詐欺師・鷺坂」。民間企業のベテラン営業マンの様に関連部署への根回しや交渉に長けている。普段はおどけたような態度を見せているが部下思いで、芯を持った人物。部下を全面的に信頼し、優しく接するが、間違ったことをした時には厳しく叱ることもある。空井やリカに仕事面で多大な影響を与えただけでなく、煮え切らない2人を恋愛面に関しても後押しをした。空井がリカと抱き合い、想いを打ち明けている瞬間を写真に収め、メールで送信して既成事実を作るなど抜け目ない所がある。愛妻家で有名だったが、1995年に心臓疾患で妻の雪子を亡くしている。亡き妻の料理の味を思い、その味を再現しようとする過程で覚えた料理はプロ並み。自宅でのインタビュー時に、リカと空井に料理を振る舞っている。2011年3月5日付で1等空佐の56歳定年で退官をしたが、東日本大震災の際には自衛隊OBとして、行方不明の隊員家族の捜索活動に従事した。その後も東京と宮城を往復し、被災者の心のケアをしている。また退官後も近所の子供が集まる野球チームのコーチを続けている。
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