組織の概要と沿革とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 組織の概要と沿革の意味・解説 

組織の概要と沿革

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 05:16 UTC 版)

日本プロ麻雀連盟」の記事における「組織の概要と沿革」の解説

事業目的は「麻雀専門棋士による競技麻雀開催通じ職業棋士育成確立社会的地位の向上図り、もって健全な麻雀遊戯普及発展貢献しわが国伝統文化大衆文化発展向上と国際親善寄与することを目的とする。」(日本プロ麻雀連盟公式webサイト、「日本プロ麻雀連盟事業内容」より引用)というもの。 初代会長小島武夫によれば当時乱立していた小団体一つにまとめ一致団結麻雀界を盛り上げるために作られ団体である。また設立直後小島マスコミに対して麻雀囲碁・将棋そのほかスポーツのような地位押し上げ麻雀プロ全体将来的喰っていけるような世界作り上げる」(小島武夫 2010ろくでなし』 p.199 より引用)などと宣言していた。 1981年1月31日日刊スポーツ紙上設立発表3月6日設立された。設立当たっては、作家花登筺大きな協力があった。花登が後援者という形であったという。小島辞退したが、金銭的な援助までもちかけられと言う。 なおこの時期折しも1980年12月24日発生し麻雀関係者の間に確執生んだ最高位戦八百長疑惑事件直後であり、大衆メディアその事件をきっかけ設立されたと報道したと言った短絡的な誤解見受けられたが、構想以前からあったものであり、急遽作られ団体ではない。当時竹書房近代麻雀編集長岡田和裕は遅くとも1980年6月頃には灘、小島からプロ協会構想聞いており、小島事件数年前にはすでに設立考えていたと述懐している。またそもそも近代麻雀側もこの構想には乗り気であった。だが、この事件により当初の予定より立ち上げいささか早まることとなったようであり、また連盟竹書房/近代麻雀(および近代麻雀についた雀士)が決別関係になってしまったと言った影響はみられた。連盟雑誌月刊プロ麻雀』で活動したため、『近代麻雀』と『プロ麻雀』の代理戦争だ、(雀士たちはそもそも近代麻雀支配下になどなく、どのメディアにも出られるのに)麻雀界のクーデターだ、などと言う頓珍漢報道もみられたと言う小島によれば設立後最初10年手探り運営資金繰り苦しく当時小島自身出演していた雀卓テレビCMギャラ全額連盟運営費回したという。もとより数十年かかる事業であるとは覚悟していたが、活動軌道に乗ったのはようやく2000年頃からであるといい、2010年現在ゲーム会社との提携テレビ対局介護施設などの訪問など活動多岐にわたり、多くタイトル戦主催している。 なお初会長小島1984年会長職から身を退き最高顧問となっている。その後は、灘が30年渡って二代目会長務めていたが、2013年4月1日より三代目となる森山茂和会長就任し、灘は名誉会長となった小島2010年評したところによれば、連盟設立当初より参加し当時副会長だった森山小島会長の灘、および他の二人副会長伊藤優孝、荒などのようにただ麻雀が強いだけの人物ではなく団体とりまとめトラブル解消などに尽力してきた「縁の下の力持ち」であり、連盟ここまで大きくなれたのは彼の手腕によるところが大きいと賞賛している。また、2013年現在相談役畑正憲名を連ねている。 これまでタイトル戦ネット中継十段戦鳳凰位戦女流桜花グランプリのみでアルバンスタジオを借りて中継していた。2013年10月からはアルバンスタジオ引越しにより、連盟独自のスタジオ夏目スタジオ』を開設王位戦プロクイーンなどのタイトル戦中継されるようになった2014年からは、麻雀最強戦予選夕刊フジ杯麻雀女王決定戦東日本リーグ本選対局中継され事実上連盟主導大会運営となっている。

※この「組織の概要と沿革」の解説は、「日本プロ麻雀連盟」の解説の一部です。
「組織の概要と沿革」を含む「日本プロ麻雀連盟」の記事については、「日本プロ麻雀連盟」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「組織の概要と沿革」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「組織の概要と沿革」の関連用語

組織の概要と沿革のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



組織の概要と沿革のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの日本プロ麻雀連盟 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS