箱館湾海戦とは? わかりやすく解説

箱館湾海戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 11:06 UTC 版)

箱館戦争」の記事における「箱館湾海戦」の解説

旧幕府海軍は、自らのミスから新政府軍千代田形奪われていたが、5月3日夜、遊軍隊のスパイ斎藤三郎により弁天台場大砲使用不能にされ、急遽箱館湾に綱を敷設したものの、5月6日新政府軍により切断され軍艦箱館湾進出される。5月7日海戦回天蒸気機関破壊され意図的に浅瀬乗り上げ浮き砲台となる。5月11日海戦では一隻残った蟠竜新政府軍朝陽撃沈し旧幕府軍の士気大い高まったが、砲弾を射ちつくした蟠竜座礁の上乗組員上陸して弁天台場合流した詳細は「箱館湾海戦」を参照

※この「箱館湾海戦」の解説は、「箱館戦争」の解説の一部です。
「箱館湾海戦」を含む「箱館戦争」の記事については、「箱館戦争」の概要を参照ください。


箱館湾海戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 18:32 UTC 版)

回天丸」の記事における「箱館湾海戦」の解説

回天丸旗艦として箱館湾海戦に臨むこととなったが、度重なる海戦結果僚艦千代田形丸捕獲蟠竜丸故障により、5月7日には孤軍奮闘強いられた甲鉄艦砲撃によりついに機関損傷、船としての機能果たせなくなりながら、陸地近く寄せてなおも奮戦動けないでいた蟠竜丸台場からの砲撃にも助けられその日は新政府軍艦船退かせた。 4月24日海戦当初から、回天丸被った弾丸80発を超え修理することもできないので、浅瀬乗り上げ、片舷に砲を集めて浮砲台として利用される事となった。 5月11日箱館総攻撃において、故障直り一艦のみで奮戦する蟠竜丸弁天台場と共に援護していたが、箱館市中に新政府軍進入背後からの砲撃受けて荒井郁之助筆頭とする乗組員は、回天丸脱出して一本木上陸五稜郭撤収したその日回天丸新政府軍の手焼かれた。放火され、煙突外輪後部船体残った状態の回天丸写真残っている。当時箱館では、「千代田分捕られ蟠龍居ぢやる、鬼の回天骨ばかり」という唄が流行った伝えられている。

※この「箱館湾海戦」の解説は、「回天丸」の解説の一部です。
「箱館湾海戦」を含む「回天丸」の記事については、「回天丸」の概要を参照ください。


箱館湾海戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/24 01:09 UTC 版)

朝陽丸」の記事における「箱館湾海戦」の解説

慶応4年(1868年)に戊辰戦争勃発して江戸幕府瓦解すると、朝陽丸明治政府の手渡った慶応4年4月11日(新暦5月3日)朝廷献納4月28日(新暦5月20日)引き渡しされた。なお引渡時にはボイラー破損しており、汽走出来なかった。肥前出身で、かつて長崎オランダ海軍伝習受けた中牟田倉之助艦長となり、明治2年3月30日(1869年4月11日)品川出港旧幕府軍を追撃して蝦夷地向けて北上した皮肉なことに明治2年(1869年)の箱館戦争で、朝暘丸は活躍する松前攻撃では、陸上攻撃170発の砲弾放ったといい、松前城にも命中させた。 さらに箱館湾海戦では、4月26日(新暦6月6日)、回天丸40斤砲に砲弾命中させるなど、連日活躍見せた。しかし5月11日(新暦6月20日)の箱館総攻撃において、かつては僚艦だった旧幕府軍艦蟠竜丸最後奮闘により、7時30分砲撃朝陽丸火薬庫命中し、大爆発起こして轟沈中牟田倉之助重傷負いながらも一命取り留めたが、副長夏秋又之助はじめ乗組員80名が戦死した海中投げ出され救助され乗組員のうち、さらに6名が死亡した[要出典]。 この戦い己巳役(きしのえき)と称し箱館戦争終結後間もなく朝陽丸乗組員戦死者弔う己巳海軍戦死碑が函館山建立された。

※この「箱館湾海戦」の解説は、「朝陽丸」の解説の一部です。
「箱館湾海戦」を含む「朝陽丸」の記事については、「朝陽丸」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「箱館湾海戦」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ




固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア小見出し辞書」から箱館湾海戦を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から箱館湾海戦を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から箱館湾海戦 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「箱館湾海戦」の関連用語

箱館湾海戦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



箱館湾海戦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの箱館戦争 (改訂履歴)、回天丸 (改訂履歴)、朝陽丸 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS