第2期対象者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:14 UTC 版)
「PSYCHO-PASS」の記事における「第2期対象者」の解説
喜汰沢旭(きたざわ あきら) 声 - 佐藤拓也 第1話・第2話に登場した連続爆弾事件の犯人。初めて「カムイ」の名を口にした男性。追跡中に一時犯罪係数がリーサル判定値を記録するが、事件前後に測定されたイレギュラーな犯罪係数の推移の原因を解明をすべきと判断した朱の対応により、犯罪係数がノンリーサル判定値である299に持ち直したところで確保される。しかし、公安局で取り調べを受けている過程で犯罪係数が執行対象外までに下降したため、医療施設に移送されることになり、その最中に逃亡するも、刑事課に追い詰められ再びリーサル判定値を記録し、青柳に執行され、死亡した。 青柳 璃彩(あおやなぎ りさ) 「青柳 璃彩」の項を参照。 枡嵜葉平(ますざき ようへい) 声 - 菅生隆之 第7話から第9話に登場した医師。日空航空321便事故での唯一の生存者である鹿矛囲桐人を治療した。鹿矛囲を救命した手術の後、自らの成した数々の行為に精神が耐え切れなくなり、ストレス過多による薬漬けとなって廃棄区画にいた所を鹿矛囲に救われて、彼の協力者になっていた。 公安局の事情聴取に対しては積極的に応じ、雑賀にメッセンジャーとして鹿矛囲の過去や動機を伝えたが、勾留中に局内で、秘密裏に東金の手にかかり、ドミネーターによる射殺体となって発見される。 桒島浩一(くわしま こういち) 声 – 内田夕夜 第9話に登場した男性。TV放映では一係に若手政治家とされていたが、公式ブックによると若手の国交官僚。鹿矛囲と同じ小学校の出身で、修学旅行の一週間前に養護学校に転校したため日空航空321便事故を免れたが、一人生き残ったことへの罪悪感から子供のころに潜在犯落ちしそうになり、自分を救ってくれた鹿矛囲の同志となる。鹿矛囲が隠れ家にしていた施設の株主であり、また自身の交流や縁故から、鹿矛囲に各界の重要人物への橋渡しをしていた。 第9話では、「地獄の季節」を黙認して富を得、さらに密入国者たちを自身のサイコパス保全のために家畜として弄んでいた国交官僚たちを、鹿矛囲と諮ってシビュラシステム打倒のための会合と称して集めて抹殺する。さらに、シビュラへの裁きの見届け人として鹿矛囲が認めた朱のサイコパスが濁らないという資質を自らが試すため、その現場に駆けつけた朱に対し切断した葵の耳を見せつけ、確保された後には朱を鹿矛囲に近づけないことを雑賀に要求したが、地下鉄をジャックした鹿矛囲の目的を察した朱の提案に賛同し、連絡先を朱に教えている。 酒々井 水絵(しすい みずえ) 「酒々井 水絵」の項を参照。 東金美沙子(とうがね みさこ) 声 - 小宮和枝 東金朔夜の母親であり、生前は東金財団の理事長であった女性。2034年2月19日生まれ。東京大学医学部脳神経医学科卒業。大学を卒業後、OW製薬代表取締役となった。多臓器同時移植や複数の脳を結合する技術や、それらに関連する薬剤の特許が彼女名義で取得されている。 公的な記録の上では2109年に死亡したことになっているが、脳は2083年にシビュラシステムの構成員になるため摘出されており、以降は本人の義体で社会的に生存していた。作中では義体を使用して表向きは禾生局長として行動し、生前の姿は回想や写真画像として描かれている。 第11話にて、鹿矛囲を伴ってシビュラシステムの中枢へと近付こうとする朱の監視官権限を剥奪するが、自身の犯罪係数がリーサル判定値を記録してしまい、鹿矛囲の手によりドミネーターで執行され、死亡した。
※この「第2期対象者」の解説は、「PSYCHO-PASS」の解説の一部です。
「第2期対象者」を含む「PSYCHO-PASS」の記事については、「PSYCHO-PASS」の概要を参照ください。
- 第2期対象者のページへのリンク