第2期建設とは? わかりやすく解説

第2期建設

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:17 UTC 版)

ポートアイランド」の記事における「第2期建設」の解説

当時神戸港は、ニューヨークロッテルダム続き世界3位のコンテナ取扱量を誇るアジア代表する貿易港であったポートアイランド東沖では六甲アイランド並行して建設していたものの、貨物量は増加する一方であり、さらなるコンテナバース建設急がれた。すでに完工しているポートアイランド南側海岸堤防隣接する形で建設されたものがポートアイランド第2期である。これによりすでに完工している部分を、第2期区別する場合第1期呼ばれるようになった国際化情報化などの、さらに新たなニーズ対応した港湾設備および都市機能整備し第1期埋め立て地区と一体となった都市空間形成を図ることを目的として、1987年3月より埋立開始された。 埋立面積390 ha第1期地区比べる一回り小さいものの、より神戸港沖合位置していたことから、埋立土量は9,200m3と第1期よりも多い土量で埋立された。埋立用土砂は、現在の神戸複合産業団地中心に神戸流通業務団地神戸研究学園都市地区から掘削し水深-2 mまでは底開式バージ、-2 mより浅い部分は揚土船等による揚土、運搬埋立一貫システム造成された。住宅機能用地確保せず、主に埠頭用地製造工場用地業務施設用地構成され面積の2割である78 ha緑地スポーツレクリエーション緑地充てるなど、人・物情報交流する豊かな環境にやさしい新しまちづくり念頭に建設が行われた。 第2期建設による大型貨物自動車等の交通需要の増加と、第2のアクセス確保目的として、1992年神戸港港島トンネル着工こぎつけ防災面強化図られた。

※この「第2期建設」の解説は、「ポートアイランド」の解説の一部です。
「第2期建設」を含む「ポートアイランド」の記事については、「ポートアイランド」の概要を参照ください。

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