稲尾監督時代とは? わかりやすく解説

稲尾監督時代(西鉄ライオンズ時代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:36 UTC 版)

埼玉西武ライオンズ」の記事における「稲尾監督時代(西鉄ライオンズ時代)」の解説

1970年 開幕直前前年追放され永易将之池永正明西鉄の6選手八百長行為行っていたと暴露したチーム序盤から5勝10敗と低迷そのうち4勝は渦中池永正明挙げた5月25日コミッショナー委員会により池永、与田、益田らに永久追放処分下り、これにより西鉄戦力大きく低下させる詳細は「黒い霧事件 (日本プロ野球)参照)。投手では東尾修三輪悟打者では東田正義竹之内雅史(トンタケコンビ)ら若手起用東尾防御率5点台ながら11勝を挙げるが、チーム4378敗9分、勝率.355、首位ロッテオリオンズ34ゲーム差球団初の最下位となる。 1971年 巨人から移籍高橋明14勝を挙げるが、それ以外前年2勝利東尾河原明が共に16敗でリーグ最多敗になるなど、一つ二つ勝って連敗するという状況続き8月21日には高橋善正完全試合9月9日には鈴木啓示ノーヒットノーランたてつづけ記録される全球団に対し10勝以上挙げることができず15敗以上を喫する負け越し勝率前年下回る.311で首位阪急とは43.5ゲーム差2年連続最下位に終わる。 1972年 東尾300イニング投げ18勝、加藤初17勝を挙げ新人王獲得する2年連続全球負け越し首位阪急とも32ゲーム差3年連続最下位観客動員数激減するなど経営悪化、ついに西鉄球団経営手放すことになった11月ロッテオリオンズ中村長芳オーナー球団買い取り、「福岡野球株式会社」に商号変更ペプシコ日本法人日本ペプシコーラ販売会社)に買収させる案があったが、東映フライヤーズ売却話出てきたため(翌1973年2月日拓ホーム売却されることとなった)、パ・リーグ現状危ぶむペプシ側により破談となったまた、東映買収検討していた音響機器メーカーパイオニア売却することも選択肢挙げられたが、こちらも実現しなかった。このため、これらの売却提案した中村自らがライオンズ買収することになる。この買収野球協約定め1人または1団体による複数球団保有禁止条項抵触することに伴い中村ロッテオリオンズオーナー辞任し福岡野球株式会社オーナー就任することになる。資金面強化のため、小宮山創業したゴルフ場開発会社太平洋クラブ提携し一種命名権契約球団名太平洋クラブライオンズたいへいよう-、Taiheiyo-Club Lions)となる(11月9日パ・リーグ実行委員会で、会社株式移動球団名変更承認を受ける)。

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稲尾監督時代(太平洋クラブライオンズ時代)

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埼玉西武ライオンズ」の記事における「稲尾監督時代(太平洋クラブライオンズ時代)」の解説

1973年 この年からパ・リーグ前後期制度となる。開幕戦新外国人ドン・ビュフォードサヨナラ本塁打勝利する4月10勝3敗で首位したものの、その後順位下げ前期は4位。後期序盤好調だったが5位に終わり通年4位。この年から翌年にかけてロッテ監督金田正一との遺恨対決話題となったオフにはメジャーリーグ382本塁打フランク・ハワード獲得する 1974年 期待されフランク・ハワード開幕戦出場しただけで離脱5月にはアメリカ帰国している。東尾加藤初らが投手陣不調の上打線安定感がなく、前期3位後期4位、通年では4位に終わる。シーズン終了後稲尾監督解任される。後任には大洋から江藤愼一トレード獲得し選手兼任監督とした。近鉄から土井正博日本ハムから白仁天トレード獲得

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