祭事、宗教色のある催事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:36 UTC 版)
「日本初の一覧」の記事における「祭事、宗教色のある催事」の解説
祭事(宗教的年中行事等)と宗教行事風の娯楽催事(イベント)(両者の境目ははっきりしない)。 釈迦の誕生日を祝う行事 - 推古天皇14年(606年)に飛鳥寺で行われたとされる(第1回の)灌仏会か 花見会 - 特定不可能桜の花見が普及する以前は、中国文化の影響から梅の花見が一般的であった。しかし、梅の花見が行われ始めた時期についての史料は無い。 桜の花見会 - 記録に残るものでは、神泉苑にて嵯峨天皇が弘仁3年2月12日(812年3月28日)に開いた「花宴の節」 クリスマス - 天文21年12月9日(1552年12月24日)の降誕祭のミサ大寧寺の変後の周防国山口(現・山口市滝町など)において、イエズス会宣教師コスメ・デ・トーレスらが司祭館に日本人信徒を招いて行った。 雪祭り - 古来、行われてきた催事であり、日本初は特定不可能下記の通り、一定条件を課せば限定は可能である。なお、雪祭りは雪具供養等の祭事の側面をもつ場合があり、宗教色のない催事とは区別する。また、「雪まつり」と称し、地方公共団体等が開催する現代的なイベントだけを恣意的に過去の雪祭りと切り離して区別・定義することは辞典的でなく、ここでは避ける。 大会形式の近代的雪祭り一中雪戦会札幌尋常中学校(旧・北海道庁立札幌第一中学校[札幌一中]、現・北海道札幌南高等学校の前身)の雪戦会。雪像展なども行ったが、騎馬戦形式の雪合戦を主体とした雪祭りであり、1897年(明治30年)に第1回が開催され、1945年(昭和20年)終戦の年まで46回続いた。現代のさっぽろ雪まつりと相比される当時の日本の代表的な雪祭り。 雪合戦を主とする、大会形式の近代的雪祭り一中雪戦会:上に同じ。 スケートを主とする、大会形式の近代的雪祭り中島遊園地(現・中島公園)の氷上カーニバル北海道札幌区の中島遊園地(現・北海道札幌市中央区の中島公園)で1925年(大正14年)に始まった催事で、札幌市民の仮装によるスケーティングを審査・表彰するもの。 雪像展覧会を主とする、大会形式の近代的雪祭り小樽市北手宮尋常小学校(現・小樽市立北手宮小学校)の雪祭り「現存する日本最古の、大会形式の近代的雪祭り」である。1935年(昭和10年)2月24日に第1回開催。同校は1988年(昭和63年)9月21日に「雪まつり発祥の地記念碑」を建立しているが、上述の通り、実際は「雪像展覧会を主とする」等の限定条件付きである 住民主催で始まった、雪像展覧会を主とする、大会形式の近代的雪祭り十日町雪まつり第1回は1950年(昭和25年)2月4日・5日、新潟県中魚沼郡十日町の十日町文化協会が主催し、雪の芸術展や雪具供養の火の周りで十日町小唄を踊る雪中カーニバルやスキー駅伝大会などを主要イベントとして開催された。十日町は「現代雪まつり発祥の地」を宣言し、十日町雪まつりが「日本初の雪祭り」であると標榜していて、それが広く一般にも通用しているため、ここに記すが、上述の通り、実際は「雪像展覧会を主とする」「住民主催で始まった」等の限定条件付きである。 バレンタインデー - 諸説並立して、定説なし確認できている販売促進活動で最も早期に当たるものは、神戸モロゾフ製菓(現・モロゾフ)による1936年(昭和11年)2月12日起源説。詳しくは「バレンタインデー#沿革」を参照のこと。 ハロウィン - 不明確認できている販売促進活動で最も早期に当たるものは、キデイランド原宿店が1970年代に開始したハロウィン関連商品の店頭販売。
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