祭事と習俗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 13:55 UTC 版)
日本では人生の節目における祝福の意味での胴上げが行われることがあり、例えば、高校や大学の野球部で部員がプロ野球ドラフト会議で指名された者や、選挙で当選した候補者・入学試験合格者、結婚式において新郎を胴上げすることもある。 大相撲においては新大関が決まった力士への昇進伝達式での胴上げが恒例となっていた。一方、小錦が例外的に胴上げ無し(重過ぎてできなかったとされる)となった。以後、昇進伝達式での胴上げは行われない。 また、大相撲では千秋楽にすべての表彰式が終わった後、その場所で出世披露を受けた力士が土俵に上がってお神酒を受けて三本締めを行った後(出世力士手打式)に、土俵祭で脇行司を務めた行司(十両格行司)が御幣を持って土俵に上がり、出世力士から胴上げされる(人数が少ない時は呼出も加わる)。これは「神送りの儀式」と呼ばれ、土俵祭で土俵に降りた神様を元の場所に戻す儀式と言われる。 NHK『NHK紅白歌合戦』で優勝チームの司会者がその組の出場歌手に胴上げをされたケースもある。
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