町・村・拠点など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 03:43 UTC 版)
「がんばれゴエモン」の記事における「町・村・拠点など」の解説
はぐれ町 『きえた黄金キセル』より、ゴエモンやエビス丸、おみつたちの定住地として登場した江戸の町。登場初期は大江戸城から離れた町となっていたが、現在は大江戸城の城下町として扱われている。 ゴエモンやエビス丸が暮らしている長屋だけでなく、よろず屋、めし屋、宿屋、占い屋、茶店といった、町に必要不可欠といえる店が一通り揃っており、おみつはめし屋、茶店などで働いている。町は日々賑やかで活気溢れている反面、よくよく騒動も起こっているが、ゴエモンやエビス丸の活躍によって、はぐれ町に襲撃を仕掛ける悪党たちはいずれも成敗されている。 『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』では、現代篇の終盤でビスマルと結託していたからくり用心棒(カブキ)によって壊滅状態へと追いやられてしまったが、ゴエモンたちが未来から帰還した際、事件が起こる前日に戻ったためはぐれ町の壊滅は無かったことになった。また、未来世界のはぐれ町は「はぐれタウン」という名称で呼ばれているが、こちらは世界規模の戦争によって見る影もなく荒廃しており治安も悪くなっている。 大江戸城 江戸の象徴といえる巨大な城。 『からくり道中』では全13面×8カ国のステージの最終面として登場し、城ステージの最終エリアに到着することでゲームが完全クリアとなる。ゲームの目的自体は各地の悪徳大名を懲らしめることだが、この時点における江戸の殿様が後のシリーズにおける殿様と同一人物かどうかは不明。 『がんばれゴエモン2(FC)』でも、ステージ7の舞台として登場。殿様のもとまで辿り着くと、目的のからくり城がもっと北にあることを教えられ、殿様はゴエモンとエビス丸に成敗されてしまうのだが、この殿様も後のシリーズの殿様と同一人物かは不明。 『きえた黄金キセル』では、終盤にて敵勢力であるカラクリ一族に乗っ取られてしまっており、旅芸人一座に扮して潜入したゴエモン一行がカラクリ一族と激突する舞台として描かれている。 『ゆき姫救出絵巻』以降は、殿様とゆき姫親子の居城にもなっているが、登場する度に悪役たちに狙われ、乗っ取られたり、改造されたり、あまつさえは破壊されてしまったりとろくな目にあっていない。 ほろほろ寺 はぐれ町にある無人の荒れ寺。シリーズ毎に様子が異なる。『ゆき姫救出絵巻』では、女幽霊や多数の妖怪が出る最初の目的地。 『大江戸天狗り返しの巻』では、それまでのシリーズとは異なって無人ではなく「和尚」や女剣士である「鈴」が登場しており、また三種の神器の一つとされる「ヤタノカガミ」が封印されている。 『飛び出せ鍋奉行』では、日本各地に存在し、和尚や小坊主が修行している立派な寺になっている。 お祭り村 東北の陸奥国南部あたりに存在する村で、名前通り一年中季節を問わずに祭りで賑わっているのが特徴。村外れの近くには物知り爺さんの別荘である「からくり忍者屋敷」、村から北へ向かった先には、イタコの住む「恐山」が存在する。 『奇天烈将軍マッギネス』、『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』、『大江戸大回転』、では季節は夏だが、『ネオ桃山幕府のおどり』では冬になっている。 にんにん村 ヤエら忍びたちが住む隠れ里。『消えた黄金キセル』にて旅の道中立ち寄る村落の一つとして初登場する。地理的にはぐれ町に比較的近いところに位置している。 『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』でははぐれ町の北側のはぐれ山山中にあり『たいむましん2号機』を呼び出すキーアイテムが眠る「ほら貝の洞窟」が存在するが、付近一帯は忍びたちの縄張りとなっているため、よそ者だけでは立ち入ることはできない。 『東海道中 大江戸天狗り返し』では、にんにん村とは異なる隠れ里として『由比忍び村』が登場した。ヤエの出生地であり、彼女の姉であるヒトエが村長を務める。実力主義による階級社会が敷かれており、全ての術を極めた上級忍者と、修行中の下級忍者とで居住区が分かれている。また、村を戦禍から守ってきたという忍びの宝剣が祀られており、目的とする三種の神器の一つだと勘違いした盗賊団「Mr.五右衛門団」の襲撃に見舞われた。
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