生きて行く私とは? わかりやすく解説

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いきていくわたし【生きて行く私】


生きて行く私

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 03:46 UTC 版)

生きて行く私』(いきていくわたし)は、宇野千代自伝的小説である。毎日新聞日曜くらぶ』において1982年2月14日から同年10月31日まで連載、単行本は翌1983年毎日新聞社より刊行されてヒット作となり、のち中公文庫角川文庫それぞれから発刊された。1984年1991年にはテレビドラマ化された。

物語の舞台は千代が生まれ育った山口県岩国市の小学校で代用教員として着任するところから始まり、主に大正時代から昭和時代にかけて、千代の多くの恋愛・結婚の経験を経るなどした自由奔放かつ波乱の人生を描いた[1]

テレビドラマ

1984年版

生きて行く私
ジャンル テレビドラマ
脚本 鎌田敏夫
演出 久野浩平
出演者 十朱幸代神田正輝小野寺昭津川雅彦国広富之
製作
プロデューサー 工藤英博、山田尚
制作 毎日放送、P.D.S.
放送
放送国・地域 日本
放送期間1984年4月4日 - 6月27日
放送時間水曜日22:00 - 22:54
放送枠TBS水曜10時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数13
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1984年4月4日から同年6月27日まで、TBS系列毎週水曜日の22:00 - 22:54枠で毎日放送制作の連続テレビドラマとして放送された。全13回。

同作は、第2回ATP賞最優秀賞受賞作品に選ばれた。第1回では、作者の宇野千代自身が冒頭のシーンに出演し、同作の紹介をドキュメンタリー風にして進行した後でドラマ本編に入った[2]。また、最終回でも宇野千代がゲスト出演した[3]

キャスト

スタッフ

  • 原作:宇野千代[4]
  • 制作:青木民男
  • プロデューサー:工藤英博、山田尚
  • プロデューサー補:本庄純、丸田千恵子
  • 脚本:鎌田敏夫[4]
  • 演出:久野浩平[4]
  • 演出補:示野浩司
  • 音楽:福井峻[4]
  • 技術:加賀屋寛
  • カメラ:高津芳英
  • 照明:大塚基夫
  • 音声:渡辺利実
  • VE:岩澤英二
  • スタジオ:渋谷ビデオスタジオ
  • アート・ディレクター:橋本潔
  • 美術制作:荒川淳彦
  • 和服指導:宇野千代
  • ダンス指導:金子薫
  • 協力:東郷青児美術館
  • 制作会社 P.D.S.、毎日放送

1991年版

生きて行く私
ジャンル テレビドラマ
脚本 宮川一郎、野波静雄、中島玲子
演出 高橋繁男、富塚博司
出演者 宮崎美子白川和子二階堂千寿広岡瞬
製作
制作 フジテレビ東映
放送
放送国・地域 日本
放送期間1991年1月7日 - 1991年2月19日
放送時間月 - 金曜日 9:55〜10:25
放送枠妻たちの劇場
放送分30分
回数30
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1991年1月7日から同年2月19日まで、フジテレビ妻たちの劇場』枠にて放送された。全30回。

キャスト

スタッフ

  • 原作:宇野千代
  • 脚本:宮川一郎(第1週)、野波静雄(第1週、第5週、第6週)、中島玲子(第2週 - 第6週)
  • 演出:高橋繁男(第1週 - 第2週)、富塚博司(第3週 - 第6週)
  • 制作:東映、フジテレビ

参考文献

脚注

  1. ^ 「TV特集/春の新作ドラマのすべて」『映画情報』第49巻第5号、国際情報社、1984年5月1日、63頁、NDLJP:2343803/63 
  2. ^ 1984年4月4日付 毎日新聞テレビ欄の同作の紹介記事より。
  3. ^ 1984年6月27日付 毎日新聞テレビ欄の本作の紹介記事より。
  4. ^ a b c d 企業と広告』第10巻第6号、チャネル、1984年6月1日、49頁、NDLJP:2853015/27 
毎日放送TBS 毎週水曜日22:00〜22:54
前番組 番組名 次番組
弦鳴りやまず
(1984.1.4 - 1984.3.28)
生きて行く私
(1984.4.4 - 1984.6.27)
週末だけの恋人
(1984.7.4 - 1984.8.29)
フジテレビ 妻たちの劇場
愛・炎のごとく
(1990.11.19 - 1990.12.21)
生きて行く私
(1991.1.7 - 1991.2.19)
赤い殺意
(1991.2.20 - 1991.4.3)


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