琉球舞踊
名称: | 琉球舞踊 |
ふりがな: | りゅうきゅうぶよう |
芸能工芸区分: | 芸能 |
種別: | 舞踊 |
認定区分: | 総合認定 |
指定年月日: | 2009.09.02(平成21.09.02) |
解除年月日: | |
指定要件: | |
備考: | |
解説文: | 琉球舞踊は,18世紀から19世紀中頃にかけて,琉球王国で大成した古典舞踊と,その演技技法を基礎に明治以降に庶民の風俗を取り入れた雑踊に大別される。 古典舞踊は,琉球王国で中国からの使節を歓待するため創作され王府の庇護のもと芸術的に洗練された。歌三線を中心とする琉球古典音楽を伴奏に踊られ,役柄の性別や年齢により「老人踊(ろうじんおどり)」「若衆踊(わかしゅおどり)」「女踊(おんなおどり)」「二才踊(にーせーおどり)」に区分される。古典舞踊の中核は,女性の情念を抑制された所作で豊かに表現する女踊で,足の運び,構え,腰の使い方,視線の動きや顔の向け方,手や指の所作などに独特の技法がある。雑踊は,明治維新後に古典舞踊の技法をもとに,軽快な沖縄の民謡を伴奏に,庶民的な芭蕉布などを衣裳に使い,庶民の活力や生き生きとした感情を表現する。 以上のように、琉球舞踊は、芸術上特に価値が高く、また芸能史上重要な地位を占めるものである。 |
琉球舞踊
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琉球舞踊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:55 UTC 版)
詳細は「琉球舞踊」を参照 琉球舞踊は、中国からの使節を歓迎するために舞う宮廷舞踊「御冠船踊り」がその起源である。御冠船踊りはすべて貴士族の子弟のみによって踊られた。宮廷舞踊のことを明治以降の琉舞と区別する意味で、古典舞踊とも言う。古典舞踊には、老人踊り、若衆踊り、二才踊り、女踊り、打組み踊りなどがある。 廃藩置県によって琉球国が消滅し、士族階層が没落すると、古典舞踊を元にして雑踊りと呼ばれる民間舞踊が誕生した。昭和以降には、現代感覚を導入した創作舞踊というジャンルも出現し、これも琉球舞踊に含まれる。
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