現状と登山案内とは? わかりやすく解説

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現状と登山案内

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 05:03 UTC 版)

鈴谷岳」の記事における「現状と登山案内」の解説

登山のためには、チェーホフ山に有効な通行許可証が必要であるので、事前に取得すること。ビザ招待状発行するユジノサハリンスク旅行社交渉しておけば、現地到着前に事前にアレンジしておいてもらえるだろう。 登山所要時間は、登山口から、登り3時間、下り2時間半を見ておけばよい。登山口まで徒歩の場合は、ユジノサハリンスク市内から登山口まで、登り2時間半、下り2時間加え必要がある現地登山地図売っていない。地図は、ロシア連邦地形図か、5万分の1地形図「豊南」と「樺太富岡」図幅(国立国会図書館などで複写できる)を事前に用意することになる。 谷を詰め日本領有下での登山道は、現在では使われておらず、通行不能となっている。現在の登山口は、ユジノサハリンスク駅から約3km奥にあるサンタリゾートホテル から、さらに奥へ、かつて玉川呼ばれた流れ沿った林道を約4km進んだところ(標高約290m)である。道は悪いが、ここまでジープRVなら入れる。乗用車タクシー難しい。支線林道が左に分岐して上っているようなところが目印登山口道標は全く無く日本領有下において作成され5万分の1図には、ソ連時代にできた現在の登山道は当然載っていない。従って、誰か現地ガイド一緒でないと登山口が見つけにくい。 歩きはじめは、静寂なブナ原始林の中を緩やかに登るところどころ急斜面現れるが、たいしたことはない。道は良く踏まれている。 1時間10分ほど歩くと、標高660mあたりで樹林帯から抜け潅木帯になる。ここに、ロシア語ペンキ落書きがたくさんある岩がある。地元大学生が、卒業記念にみなそろってここまで登山するらしい。 この岩から15分ほどで支稜に出る(標高790m)。ここからは、稜線歩きとなる。 道は、若干がちになるが、注意して歩けば道を誤ることはない。 歩行30分で露岩のある916mの独立標高点を西で巻くと、あとは這松帯となる。緯度が高いので、すでにここで高山の趣が漂う。季節によっては高山植物咲き乱れる、大展望稜線歩きとなる。ところどころ、道が複数あって不明瞭だが、どれをとっても結局頂上に着く。途中露岩乗り越えるところが何箇所か現れるが、それほど難しくない。しかし、ペンキ印のようなものは無いので、ルートどりに十分注意すること。薄いが巻き道があることもある。 独立標高点から約1時間で、1048mの頂上立てる。頂上には、日本作ったというコンクリート小さな避難小屋か祠かよくわからない残骸があるが、もはや使用に耐えない。三角点標石掘り出され失われており、跡は穴になっている好天ならば、西にユジノサハリンスク市街見下ろし、北は突岨山、南は能登呂半島、東はオホーツク海富内湖と、360度の大展望広がるルートは1本しかないので、同じ道を下って帰路に着く。 なお、早春晩秋ヒグマ出没するので、音が大きい熊よけの鈴と、できれば熊よけスプレー持参することが望ましい。

※この「現状と登山案内」の解説は、「鈴谷岳」の解説の一部です。
「現状と登山案内」を含む「鈴谷岳」の記事については、「鈴谷岳」の概要を参照ください。

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