牡羊座のムウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 06:52 UTC 版)
牡羊座(アリエス)のムウ 年齢:20歳。身長:182cm。体重:75kg。誕生日:3月27日。血液型:A型。出身地:チベット。修行地:ジャミール。 技:クリスタルウォール、スターライトエクスティンクション、スターダストレボリューション、クリスタルネット 声:塩沢兼人(TV版)、山崎たくみ(OVA『聖闘士星矢 冥王ハーデス編』以降の関連作品)、宮本充(LEGEND of SANCTUARY) 白羊宮を守護する。現代においてただ1人の聖衣の修復家といわれ、弟子には貴鬼(キキ)がいる。引眉が特徴。物静かな性格で目下の者にも敬語で話し、当初は「ジャミールのムウ」などと呼ばれていた。 サイコキネシス、テレポーテーションなどの超能力を最も得意とする。その力は全聖闘士の中でも 別格 と謳われており、デスマスクが憎まれ口と共に対決を避け、シャカが一目置き、時に助力すら求めるほど。常に優雅で気品ある物腰だが、強い信念の持ち主で、一度戦いに臨めば容赦ない一撃を敵に浴びせる。 師匠は教皇シオンであり、教皇の異変をいち早く察していた。そのため物語の13年前から聖域と距離をおいて、インドと中国の国境付近の秘境ジャミールに隠遁し、外部の人々との交流を一切絶って聖衣の修復に携わっていた。その間は聖闘士としての務めを休止していたため、彼が黄金聖闘士だと知る者はごく限られており、真の力を見た者はほとんどいなかった。 聖域の異変を知りながらも、これがアテナにとっての試練であり、この程度でアテナが倒れるようなら後の聖戦を勝ち抜くことは到底できないと童虎に諭された事で、敢えて傍観の立場に徹していた。しかし、星矢達に対しては、破損した聖衣の修復、童虎・紫龍への救援を始めとして協力し続けていた。黄金聖闘士の参謀的存在で、星矢達にとっては信頼できる味方の1人といえ、時には優しく、そして厳しく接する。 ポセイドン編では来るべき聖戦を警戒する童虎の意を受けて、沙織や星矢達の救援に海底神殿に向かおうとするアイオリア達を聖域に留めていた。 冥王ハーデス編では海皇ポセイドンとの死闘により戦闘参加が困難な星矢達に替わり、聖域側の主軸を務める。十二宮での戦いでは戦う機会が無く戦闘力は未知数であったが、数々の闘技を駆使してミューを始めとする数多の冥闘士を葬った。かつての同胞であるサガ、カミュ、シュラの真意を問いただすため壮絶な追撃戦を繰り広げ、処女宮でシャカの小宇宙が消失した後、サガからシャカの数珠を受け取る。冥闘士を装う3人の意図を察していたが、彼らがアテナエクスクラメーションを放とうとしたためアイオリア、ミロと協力して対抗した。互いの力は均衡するも紫龍の助勢によって倒した後、アテナの意志に従って廃人同然の彼らに肩を貸し神殿に連れて行った。その後コキュートスではアイオリア、ミロと共に4人の冥闘士を討伐した。嘆きの壁でシャカと再会し数珠を返した後、他の黄金聖闘士と小宇宙を合わせ嘆きの壁を破壊し散っていった。 『EPISODE ZERO』では、サガが数日前から行方不明になっていた際に再度の修行に出るため聖域から離れている。 『ORIGIN』では、そのテレキネシスがまだ未熟でシオンに叱咤されていた。サガの失踪やアイオロスのアテナ拉致といった事案が発生した後、五老峰を訪ね童虎と今後について協議している。 映画『Legend of Sanctuary』では、35歳。白羊宮を守護する。眼鏡を掛けている。考え深く冷静な判断を下す現実主義者で戦闘は好まず物静かな性格。アイオリアから城戸邸で沙織の光り輝く小宇宙のことを聞いていたため白羊宮で自らが沙織を直接見た際、真のアテナと確信、彼らを先へ通す。金牛宮から矢の影響から疲弊して行く沙織を抱えるアルデバランと共に十二宮を駆け上る。人馬宮でミロやシュラに真実を伝え、本当の敵である教皇が本性を露わにし巨大石像を作動させた際は自らを含めた黄金聖闘士6人で破壊する。
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