温水家の人々
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「家族ゲーム (漫画)」の記事における「温水家の人々」の解説
温水由寿(ぬくみず ゆず) 声 - 藤田麻美 母子家庭で、兄である尚武を父親代わりとして育った少女だが尚武には恋愛感情を抱いていた。得意なゲームはシューティング(STG)。 初登場時(2004年夏):中学1年 2014年4月現在:ソムリエ見習い。 性格は割りと気風が良く、真言たちはもちろん悟たち男子とも気軽な友達付き合いができている(特に悟とは「マイナー化しつつあるジャンル好き」ということで通じ合うことが多い)。一方、尚武との関係においてはこの限りではなく、弱さをさらけ出すこともある。 ゲーム関係ではオンラインMMORPGにも手を出しており、最初の頃はゆきえやその義母(征爾の母親)のキャラ達と一緒に行動することがよくあったが、最近[いつ?]は真言や陽良子のキャラとよく行動を共にしている。ただし中学卒業直前まで由寿と陽良子はお互いが一緒にプレイしているということは知らなかった。 中学時代は尚武にキスをし、さらに添い寝するなど言動がエスカレートする一方であったが、高校進学前後に何とか割り切ってキス以上の行動にでることを思いとどまるようになる。その後尚武と陽良子の交際が進展していくにつれ、徐々に現実を目の当たりにしていくことになった。 家庭教師となった陽良子のことは当初一方的に敵視していたが、上記のMMOにおいて互いの素性を知らない状態で腹を割った話をしていたこともあり、二人が結婚するまでは恋敵兼友人というところに落ち着いている。 二人の結婚を機に兄への思いは振り切ったが、テレビ電話で陽良子の父と会話してからは、嗜好がパパキャラ好きになってしまった。 2010年6月から、ソムリエの資格取得(アルコールを扱う店舗に5年以上勤務が条件)のため、母が勤める店にアルバイトとして勤務中。 最近のコンシューマーゲームでは硬派なSTGが発売されないため、アーケードのダライアスバースト アナザークロニクルの筐体を購入し、自室に設置してしまった。 現在は占野将敬と、数少ないSTG好き同士で意気投合し、交際を行っている。しかし、彼が舞依に見せる兄としての姿に惹かれる一方で、年上である自分に対しては兄として振舞ってもらえないというジレンマにより今一つ踏み込めないでいる。 名前の由来は風呂/温泉と柚子湯から。 温水尚武(ぬくみず なおたけ) 声 - 波多野和俊 由寿の兄で大学の元ゲームサークルメンバー、主にギャルゲーでも「妹」キャラの攻略を好む。小さい頃はSTGゲーマー。 初登場時(2004年夏):曽新大学1年 2013年4月現在:社会人(スーパーの社員)。 友人付き合いなどにおいては心の広さと優しさを持ち、たいていの人から高評価を受けるかなりの好青年ではあるが、自分に対して向けられる好意にはかなり鈍感で、さらに彼女いない歴22年(22歳当時)という女性関係の乏しさと、泣き所もかなり多い。 父親を亡くしてからは主に由寿の父親代わりとなっているが、中学時代の由寿の自分への恋愛感情に対して戸惑っていた。その後は由寿の感情を理解した上で恋愛対象としては見られないとはっきりさせ、なんとか折り合いをつけることができた。 就職活動においては内定が全く得られず苦悩の日々を送った末、バイト先のスーパーにそのまま就職することになった。 陽良子とは何度も食事をおごるなど親しい関係ではあったが、上記の鈍感さのせいで陽良子の思いを理解できなかったばかりか、「なんとも思っていないのに思わせぶりな態度をとっている」と勘違いして思わせぶりな態度をとり返すなど、長く失敗を重ねてしまった。そして初対面の約3年後、ホワイトデーのお返しのディナーの席で(なかば成り行きで)逆告白。正式に付き合うことになったものの、今度は女性関係の乏しさのせいで全く距離を詰められずにいたが、初キスを境に陽良子の事情もあってハイペースで状況が進んでいくことになる。 2009年8月に陽良子と結婚。 名前の由来は風呂/温泉と菖蒲湯から。 温水陽良子(ぬくみず ひよこ) 声 - 田村ゆかり 旧姓:今川(いまがわ)。通称「ぴよちゃん」。青森県出身。大学の元ゲームサークルメンバー。RPG、SLG、MMOなどが好み。 初登場時(2005年春):曽新大学1年(西浦・尚武の1年後輩) 2013年4月現在:兼業主婦。 母親が幼い頃に育児放棄し離婚、以後父親に育てられた為に父親に対して異性としての愛情を持っていた。陽良子が大学合格直後に父親が別の女性と結婚してしまい、しばらくの間陽良子の心に傷を残した(後に20歳年下の弟も誕生する)。 普段は標準語だが、興奮したり、空腹で頭が回らなくなると津軽弁になってしまう。 オンラインゲームで知り合った真言や由寿とは当初面識はなかったものの、悩みを打ち明けることもあった。 内定を複数もらっていたが、全て取り消されてしまったため、現在は大学時代以来の甘味屋でのアルバイトを継続中。 経済観念が薄く、当初はゲームの為に飲食費を削って飲まず食わずの生活を送り、しばしば尚武の世話を受けたことから尚武に想いを寄せるようになる。想いをわかってもらえない状況が長く続いた後、尚武の卒業直前のバレンタインに告白。さらに9ヶ月の交際を持ってようやくキス、そして成り行きで温水家に同棲することになった。 2009年8月に尚武と結婚。その際に、父親の後妻は「陽良子の実母の姉の娘」、つまり陽良子の従姉にあたることが明らかになる。 2013年6月からは燐の妊娠により『甘味処 純』のバイトチーフとなる(本人は代理のつもりであるとのこと)。
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