正服勤務服礼服とは? わかりやすく解説

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正服・勤務服・礼服

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 03:02 UTC 版)

軍服 (朝鮮半島)」の記事における「正服・勤務服・礼服」の解説

韓国軍では制服相当するもの正服(정복)と呼称する。四季はっきりした温帯属す韓国では夏正服と冬正服2種類存在する。冬正服国防警備隊の頃から継承され1960年代まで茶色であったが、70年代以降ダークグリーンとなった夏正服は米軍のトロピカルドレスの影響受けた明るカーキ色であったが、1980年1月9日以降、冬正服同色となっている。下士卒用も意匠同じだが、憲兵軍楽隊儀仗隊除き徴兵され兵士には支給されない。1967年将校との区別化のため折り襟となった事があったが、71年に再び開襟戻された。 兵科章は襟の下部両側に付ける。将校米軍の「US」に倣い「대한」(大韓)の徽章を襟上部に付けていたが、朝鮮戦争以降見られなくなった士官は袖に黒のパイピング入り尉官3cm佐官は4cm、将官は5cmとなる。副士官精勤章付ける。米軍の影響2017年改定により礼服統合されることになり、礼服同一袖章追加される事となった。 正帽(정모)には1962年夏ごろより顎紐と庇部分金色装飾あしらわれるうになる。庇の装飾は、将官ムクゲの花2輪佐官はつぼみ8個、20、つぼみ6個、14である。尉官はなし。将官1975年以降腰回りにも装飾追加され1979年にいったん廃止されたが1980年1月9日改定復活した。またこの時に装飾金属製となり、顎紐金色となった女性正服1959年制定され当時正帽ギャリソンキャップであったが、1963年以降ハイバックとなった礼服(예복)は、夏季は白、冬季は黒となっておりエポレット似た先の丸い形状肩章付ける。基本的に将官駐在武官にしか支給されない。1961年7月1日の「国防第4672号」制定ではショルダーノッチであったが、1963年3月18日よりショルダーボード型に変更その後1967年1月9日大統領令第2869号」改訂1971年2月25日大統領令第5538号」、1975年9月30日大統領令第7837号」を経て徐々に丸み帯びるようになり、1980年1月9日大統領令第9713号」で現在のとなった儀仗兵軍楽兵の礼服相当するものとして行事服(행사복)がある。ともに詰襟だが、儀仗兵上衣灰色軍楽兵は赤となる。軍楽兵は第5共和国時代には折襟もあった。礼砲兵は軍楽兵と同様だ帽子ズボンが黒。 初期の制服米軍と同じシャツアイクジャケットなども混在している。 張暻根(朝鮮語版)、申性模丁一権1950年初期の制服李亨根1951年11月夏正服(朴正煕1963年8月旧正服(尹誠敏(朝鮮語版大将1982年5月陸軍大将金泰栄)。 陸軍大将右側将官李哲大将)は袖に第2軍パッチをつけ、また肩には指揮官であることを示す緑のラベル、胸には将官指揮官徽章佩用2009年女性用正服2014年3月改定後の陸軍統合正.礼服2017年6月正服形。 統合正.礼服大将金勇佑朝鮮語版陸軍参謀総長2017年9月礼服形。 まだ礼服ワイン色ネクタイ普及されていなかった。 勤務服中尉全斗煥1957年10月) 旧夏勤務服(黄永時(朝鮮語版大将1982年7月) 現夏勤務服(張駿圭(朝鮮語版大将2017年5月) 冬勤務服(金相基大将2012年1月) 冬礼服大将金曜煥、2014年10月1日) 夏礼服将官2012年9月礼装陸・海・空海兵隊軍人ら 行事服の軍楽隊2013年10月1日行事服の儀仗兵2013年10月1日

※この「正服・勤務服・礼服」の解説は、「軍服 (朝鮮半島)」の解説の一部です。
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