楽園高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:39 UTC 版)
丸鬼戸零二(まるきど れいじ) 声 - 矢尾一樹 1年5組に転校してきた丸鬼戸グループの御曹司。 高級な腕時計やネックレスを身に着けて学校にやってくる。美形だが非常に好色。気に入った女はどのような手段を使ってでも手に入れようとする。また、自分の別荘に連れ込んだ女性を子飼いのボディガード達に輪姦させ、その一部始終をビデオ撮影してコレクションにする趣味も持ち(別荘の一室には本格的なSMの道具まで揃えていた)、弱い者いじめも大好きという、救い難い偏執的な性格の持ち主。これまでの悪行は、全て丸鬼戸グループ総帥である父の力で揉み消され、そのつど何事もなく転校することを繰り返していた。当然、彼の素性を知らない不良たちに目をつけられシメられたこともあるが、その後は権力と暴力を用いて復讐している。 登場直後、山奈を目標に定めるが、豪田をも降した日々野の圧倒的な力と岡本の思い、そして父の力を使おうとして失敗したのを日々野に爆笑されて敗北、漫画ではさらに笑い者にされた屈辱から豪田の傍で悔し泣きした。その後、懲りたのかアメリカの高校へ転校することになる。豪田曰く、「だいぶ懲りてる。悪い癖も直りそう」とのこと。零二はサドな性格であったが、単行本のおまけ漫画ではマゾに目覚めていた。 豪田(ごうだ) 声 - 石塚運昇 丸鬼戸のボディガードを務める付き人で、元プロボクサー。外見はスキンヘッドでかなりの大男。カジュアルスーツにサングラスを掛けたスタイル。リング上で人を殺してしまったことで、以後は地下プロレスのレスラーに転向。香港の地下プロレス界のチャンプになる。日々野の金属バットを折る、パンチ力やみぞおちへの蹴りに耐えるほどのタフネスさを持ち合わせているが、最終決戦では日々野に敗北。数ある敵キャラクターの中においては一般的かつ常識的な感覚を持ち合わせており零二の行動が社会道徳から著しく逸脱したものだと理解しているものの、倫理観と忠義との間で葛藤が生じ諫言できないでいた。零二の転校にともなう別れの際、日々野に「お前とファイト出来てよかった」と清々しい表情で告げている。勝負後、零二が敗北を認め引き下がったことで感動した様子を見せた。 アニメでは過去の敵キャラに包囲されるも、まとめて返り討ちにする場面がある。 庄野(しょうの) 雨宮と椎名と同時に入学してきた新入生。作中最後の敵。 日々野と一条を罠にはめてリンチにかけ、自分たちが楽高をシメようと企んでいた。雨宮を仲間に引き込もうとしたが拒絶されたためリンチにかけ、続いて一条を誘い込もうとするが偶然日々野と遭遇。急遽予定を変更し、日々野を先に倒そうとしたが、そこへ不良に厳しい谷口が通りかかる。そのためここでケンカするのはまずいとして、場所を変えると言って罠に掛けようとしたが有無を言わさず繰り出された日々野の究極秘奥義「消えるパーンチ」(目にも見えない超スピードで放つトリプルパンチ)を受け、あっさり倒された。日々野は谷口から見咎められたが「殴った瞬間が見えなかった」として不問となった。部下も雨宮をボコボコにしている所に一条が現れ全滅させられた。
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