楽園追放2.0 楽園残響 Godspeed You
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 07:32 UTC 版)
「楽園追放 -Expelled from Paradise-」の記事における「楽園追放2.0 楽園残響 Godspeed You」の解説
本編より半年後を描いた後日談である。 ユーリ・アルヴィン ディーヴァに暮らす男子学生。親がいない。フロンティアセッターからの呼びかけに興味を持ちつつも、問題行動のせいで通信に制限をかけられていたことによって、応じられなかったことを悔やんでいた。 根っからの楽園市民ではなく、8歳ごろに廃棄された宇宙施設からメット・マルティネスによって保護された、「原初の人類(アダム・カドモン」と呼ばれる人間のあるべき姿として生み出された存在。 ライカ・アリストラ ユーリの幼馴染みの女子学生。小説家になることが夢で、周囲に隠れて作品を書いていたがユーリに間違ってそのデータを送ってしまったことがきっかけで、自主制作映画を手掛けることになる。だが、無価値情報を作成したとして保安局の怒りを買ってしまう。 ブラウンの転生前の苅部一矢が自分の遺伝子情報から生み出した子供であり、苅部一矢の最愛の妹である来夏(らいか)によく似た容姿をしている。 ヒルヴァー・ブラウン ユーリやライカと同期の男子学生。年齢のわりに達観した思考の持ち主であり、ライカの自主制作映画では主演を務めた。 実は転生者(ダブリ)と呼ばれる、記憶を消去して新たに人生をやり直した者であり、転生前は「苅部一矢(かるべかずや)」という人物であった。 フロンティアセッター・ダッシュ フロンティアセッターが自身を援護するために用意した複製。地球圏を去ったジェネシスアーク号をなおも撃沈しようとする保安局をことごとく妨害してきたが、それゆえにその存在を保安局に嗅ぎ付けられる。命名も保安局によるもの。作中では「'FS」と呼称される。 アンジェラ・ダッシュ フロンティアセッター・ダッシュの捜索、破壊のために保安局が作成したアンジェラの複製。アンジェラの地球降下以前に残されたバックアップが元になっているため、オリジナルのアンジェラがディーヴァを出奔した経緯は保安局の資料でしか知らず、自身を失脚させたフロンティアセッターを恨んでいる。作中では「'アンジェラ」と呼称される。 クァール 黒豹をベースに人間を含む多数の生物の細胞を加えた存在。3体おり、3体ともが意識を共有している。喋ることはできないが知性はあり、通信端末越しに会話もできる。月面戦略要塞砲の地下施設の番人として永らく眠っていた。 後にアンジェラとともに地球へ降り立つ。
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