桜庭春人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 07:34 UTC 版)
(さくらば はると)声 - 宮野真守 ワイドレシーバー(以下WR)兼コーナーバック(以下CB)(泥門2戦目での両面出場時)。王城高校2年。 進とは中学時代同じクラスで、五十音順が隣であることから知り合う。子供の頃から華々しい活躍をするスポーツ選手への憧れがあり、アメフト部から「背が高い」と言うことで勧誘され、進と共に入部する。しかし、次第に自分の力不足を自覚するとともに進という天才との差に悩むようになる。王城高校1年時にミラクル伊藤からスカウトを受け、ジャリプロ所属のアイドルとしてデビュー。急速に人気が出て毎試合ファンが駆けつけるほどになる。しかし、ファンやマスコミが自分を「王城のエース」として持ち上げることに対するプレッシャーも抱えることになってしまった。ちなみに、凄まじい音痴であるためCDを出した際は極度の修正を施している。 2年時の春大会で、フィールドに落とした芸能スポンサーのシールを拾いに行った際に、瀬那と激突して骨折、入院することになる。それでもチームとしては勝ち抜けを続けていったことで自分はチームに不要な存在ではないかという劣等感に苛まれる。入院中に同室になった少年・虎吉が選手としての自分に憧れていることを知り、彼の期待に応えるために強くなることを決意。努力を重ねて鍛えてはいくものの、骨折完治後の春大会準決勝・神龍寺戦での一休たち一流のプレイや、富士山合宿での進の努力を目の当たりにして、自分との圧倒的な実力差を痛感する。一時はアメフトを始めたことさえ後悔したが、高さを活かせる相棒・桜庭を6年間待っていたという高見の独白を聞き、自分が必要とされていることを知り涙する。それを聞いた富士山合宿中にジャリプロを辞め、アメフト一本で行くことを決意。秋大会時には髪を坊主にして髭をたくわえた姿で入場し、これまでのイメージを180度転換させた(ファンの一部やミラクルは泡を吹いていた)。後に関東四強レシーバーの一人になる。庄司曰く「王城で最も強い心」の持ち主。なお、関東大会では髭も無くなり(東京大会初戦から、準決勝を見てみると髭が薄くなっているのが分かる)、髪が伸びている。その後、ミラクル伊藤にアメフト選手としての活動を認められ、改めて事務所に復帰した。 本来持つ長身、長い手足からくる広い間合いに加え、驚異的な跳躍力(その片鱗は春大会にも見せており、虎吉が惚れ込む要因となっている。後に進とのマンツーマン勝負で勝利を収め、進本人がその実力を認める発言をしている)を元に心身共に充実して東京大会に臨み、高見と共に練習時間終了後の特訓で高さを活かして編み出した「エベレストパス」を披露、観客と周囲の度肝を抜いた。東京大会ベストイレブンの攻撃・レシーバー部門に選出される。さらにワールドカップ決勝戦では高見が放った乾坤一擲の超高層パスを、タタンカの守備範囲を凌駕する跳躍力でタッチダウン(作中ではこれをツインタワー剛弓と呼んでいた)を奪っている。全国大会決勝終了後、セナとモン太の推薦で全日本選抜代表にWRとして選出される。 高校卒業後は王城大学に進学してアメフトを続けている。 身長186cm、体重72kg。背番号18。3月12日生まれ。血液型A型。40ヤード走5秒0→4秒92→4秒86。ベンチプレス50kg→70kg→75kg。
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