東京タイガース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 07:13 UTC 版)
ドリームスには過去2戦とも大差で負けているが、戸川・長野の参加により僅差にまで持ち込む程の実力を付けた。一方、田村派が脱退して以降はスクリメージすらままならない、ドリームス監督の安田曰く「明らかに劣悪」な練習環境にある。 各プレイヤーの「点数」については車いすバスケットボール#規則などの項を参照。 長野 満(ながの みつる) 背番号7 3点プレイヤー。車イスバスケの日本代表候補の一人。初めて戸川に敗北感を味わわせた圧倒的な実力の持ち主。筋骨隆々の上半身をしている。戸川を高く買っており、チームの勝利に協力するため、タイガースに入る。タイガースに入ってからは、自らがチームの背骨となり、戸川を暴れさせている。オーストラリアのニューサウスウェールズ大学に留学していた経験を持ち、「MATE(マイト)」という言葉を語尾につけるのが口癖。 性格は常に冷静沈着。プレイヤーは「エゴイストであるべきである」との信念を持ち、強豪オーストラリアチームでレギュラーを勝ち取った。エゴイストではないと長野自身が評するドリームスの藤倉が、自身をさしおいて日本代表に選出され続けている現状に反骨心を抱く。身長190cm、体重110kg。野宮のことを「トム」と呼ぶ。 スラムダンクで翔陽の選手として登場している異字同名、永野満のパラレルワールドである。 金子 謙一(かねこ けんいち) 背番号11 → 5 3.5点プレイヤー。キャプテン。愛称は「カネゴン」。メンバーの投票によってキャプテンになった。戸川と衝突することがあるが、戸川がドリームスの藤倉に悪質なファウルを受けた時に真っ先に飛んで行き抗議したり、キャプテン投票の時に戸川が金子に投票するなど、本心はお互いを信頼し合っている。プロレス好き。負けん気が強く、キャプテンになってからは我を出すようになる。反面、そのことが災いし、婚約した彼女に振られてしまう。車イスバスケ歴は5年。26歳。 米澤 一良(よねざわ かずよし) 背番号9 → 4 1点プレイヤー。温厚な性格で普段は大人しいが、バスケに対する熱意は熱い。あまり体力が無く、都大会でのドリームスとの戦いでは後半力尽き、代えのいなかったタイガースは惜敗した。メンバーからは「ヨネ」もしくは「ヨネさん」と呼ばれている。 垣内 大二朗(かきうち だいじろう) 背番号7→8 2点プレイヤー。四角い顔が特徴。常にマイペース。 目黒 知憲(めぐろ とものり) 背番号9 2点プレイヤー。点数上の関係から主にベンチであったが、リョウの加入により試合に参加するようになる。ギャル好き。20歳。 水島 亮(みずしま りょう) 背番号16 金子の通う病院の医師によって紹介され、チームの控えとして金子から招待される。高校生の元暴走族であり、バイク事故で車イス生活を送るようになってから暴走族仲間が離れていき、このことが心の傷となる。最初はチームに入るつもりはなく応援に身が入らなかったが、強豪ドリームス相手に接戦を繰り広げたタイガースの仲間意識に触れ、チームに入る決意をする。戸川と野宮のことを「キヨさん」「朋ちゃん」と呼んでいる。東京都北区出身。16歳。 原(はら) 長野によって招聘されたコーチ。かつて調布ドリームスに所属していたが、現役はすでに引退している。41歳。リョウを一流選手に育てるべく徹底的にしごき始める。褥瘡を持病に持つ。 山内 仁史(やまうち ひとし) 元背番号12 創部時代からタイガースに所属していた選手。愛称は「ヤマ」。虎とともに戸川をタイガースへ入部させるきっかけを作る。虎の退部後、チーム消滅の危機に中心となってタイガースを支えるが、病が進行しゲームに参加することがなくなった。 田村(たむら) 元背番号4 1点プレイヤー。元々はキャプテンであったが、車イスバスケに打ち込む戸川や米澤などのスポ根が気に入らず、他のメンバーを引き連れてチームを抜け、別チーム・赤坂アプロウズを作る。車イスバスケに対するスタンスが戸川らとは違い、熱意を傾けすぎるのを好んでいない。「所詮障害者スポーツ」というひねくれた自覚がある他、「俺たちには仕事がある」という現実的な意識も持っており、その言動に激怒した戸川に殴られる。
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