戸川 清春(とがわ きよはる)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 07:13 UTC 版)
「リアル (漫画)」の記事における「戸川 清春(とがわ きよはる)」の解説
主人公。19歳。車いすバスケチーム「東京タイガース」所属。エースでありポジションはガード。背番号6。4.5点選手。熱くなりやすい熱血漢で正義感や意志の強いイケメン。野宮には「車イス界のヴィンス・カーター」として「ビンス」と呼ばれる。第1話の最初の1コマ目に1人で登場。妥協を許さないシリアスな性格であり、我が強いためにチームメイトと衝突することが多い。10代初期に母を亡くして以来父子家庭となり、ピアニストを諦めた父からピアノを教わりながら育つ。ピアノが好きではないのにも関わらず父とピアノ中心の生活を送っていたが、中学で短距離走に出会ったことがきっかけで次第に感情が抑えきれずにピアノ発表会にて感情が爆発し、父の反対を押し切ってピアノを辞める決断をし陸上部に入部。陸上部では全国大会決勝まで進む短距離選手となるが次第に膝に激痛を感じるようになり、決勝レース中に骨肉腫の症状が悪化し、ローテーション手術を適用した脛骨骨肉腫切除のために右膝関節から下部を切断し、その後は義足と車椅子で生活している。15歳までの約2年間引きこもりになるが、虎・ヤマ・車いすバスケなどに出会ったことや、父の支えや安積との再会などをきっかけに再起し、生まれ変わる決意のために左胸にスターのタトゥーを入れる。その後野宮と出会い、障害のある自分を全く気にせずに障害者として扱わず中身で判断する野宮に感化され、自分とチームを変えようと行動を起こしていく。強豪ドリームスとの練習試合後にメンバーの米澤・金子・垣内・目黒が本気になって自分の練習に参加するようになりチームが変わったと実感している。速攻が得意であるがアウトサイドが苦手であることを野宮に指摘され、3Pシュートの猛特訓をするようになる。前述のように元々はチームメイトと衝突することが多かったが、Aキャンプ参加後は協調性が身に付くようになる。現在は打倒ドリームスを掲げてタイガースのエースとして猛練習に励んでいる。
※この「戸川 清春(とがわ きよはる)」の解説は、「リアル (漫画)」の解説の一部です。
「戸川 清春(とがわ きよはる)」を含む「リアル (漫画)」の記事については、「リアル (漫画)」の概要を参照ください。
- 戸川 清春のページへのリンク