新薬発売歴
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1979年 - ドオルトン錠 経口黄体・卵胞混合ホルモン剤 (発売後2ヵ月で産婦人科医の半数近くが採用。2007年販売中止) 1980年 - ネリゾナ ステロイド外用薬「ジフルコルトロン」(1985年から1997年にかけてシェア1位を占める) 1981年 - アミパーク 日本初の非イオン性脳・脊髄造影剤(従来の脳・脊髄造影剤に比べて安全性に優れ、痛みなど患者の自覚症状を大幅に軽減する画期的な製剤)、アンドロクール錠 思春期早発症治療用の抗アンドロゲン剤(2001年に販売中止。現在は個人輸入されている) 1982年 - デポスタット 前立腺肥大症治療剤(2005年、富士製薬工業が承継・製造販売)、ビリスコピン 点滴静注胆嚢・胆管造影剤、アデスタンクリーム 抗真菌薬「イソコナゾール」 1984年 - アミパーク6.75 非イオン性造影剤として日本で最初に血管造影へ参入 1985年 - アデスタンG 膣カンジダ症治療剤 1986年 - イオパミロン300/370 非イオン性尿路・血管造影剤(従来のイオン性造影剤では解決し得なかった毒性を著しく軽減させた画期的な製剤)。造影剤売上では圧倒的首位を占め、1987年の全医療用医薬品売上ランキング6位となる 1987年 - イソビスト240 非イオン性脳・脊髄造影剤、オイナール錠 脳循環・代謝改善剤(1999年販売中止。この薬効群は、薬効再評価の結果、本剤のみならず同類製剤(アバン-武田薬品工業、セレポート-エーザイ、エレン-山之内製薬(現・アステラス製薬)、ヘキストール-日本ヘキスト・マリオン・ルセルほか31成分:年間総売上8,750億円)が軒並み販売中止となった) 1988年 - マグネビスト 日本初のMRI用造影剤 1990年 - エバミール錠1.0 睡眠薬 1991年 - イソビスト300 非イオン性子宮卵管・関節造影剤 1992年 - イオパミロン150 非イオン性逆行性尿路造影剤 1993年 - ネリプロクト軟膏/坐剤 痔疾用剤「ジフルコルトロン・リドカイン」、ノバロック錠 降圧剤「イミダプリル」(2004年販売中止。本剤と共同開発・共同販売の田辺三菱製薬のタナトリル錠は販売継続) 1994年 - イソビスト280 非イオン性尿路・血管造影剤(日本初のダイマー型製剤。1995年一時販売中止) 1995年 - テルロン錠0.5 高プロラクチン血症に伴う不妊症と産後の乳汁分泌抑制剤 1999年 - トリキュラー21 低用量経口避妊薬(ピル)、レボビスト 世界初の全身の超音波検査に適応する超音波診断用造影剤 2000年 - トリキュラー28 低用量経口避妊薬(2001年、トリキュラー21と合わせシェア1位)、フルダラ 日本初の慢性リンパ性白血病治療剤(オーファンドラッグ指定):2010年、ジェンザイム・ジャパンに製造販売承認を承継、ベタフェロン皮下注 日本で初めて「再発予防および進行抑制」の効果が認められた多発性硬化症治療剤(オーファンドラッグ指定) 2002年 - リゾビスト注 MRI用肝臓造影剤 (2010年、アイロム製薬に製造販売承認を承継、富士フイルムRIファーマから発売) 2005年 - ノバT380 子宮内避妊用具(銅付加IUD(製造元:フィンランドのバイエル・シエーリング・ファーマ・オイ社) 2007年 - ミレーナ レボノルゲストレル放出子宮内避妊システム(「薬物を持続的に子宮内に放出させる」ために薬剤放出部を留置する器具としてIUDのT型フレームを使用。挿入方法、形状はIUDと同じ。112ヵ国において避妊の適応を取得)
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