斎藤一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 14:12 UTC 版)
「じいさんばあさん若返る」の記事における「斎藤一家」の解説
担当声優はKADOKAWA公式のボイスコミックでの配役。 斎藤 正蔵(さいとう しょうぞう) 声 - 三木眞一郎 通称は「じいさん」。ある日を契機に突如若返った。妻のイネと共に、青森県弘前市周辺の農村(作中では『南町』の地名で呼ばれている)の一軒家で林檎農家として暮らしている。若返りの後は家族や周りの人たちに事実を伝え、理解を得ている。結婚してから58年。ジャニーズ系並みのイケメンな上に、林檎農業で鍛えた引き締まった身体を持つ。若い頃は家業が忙しく学校に行ってなかったのもあり、時折図書館などに行っては独学で勉強している。家や近所では腹巻きを愛用している。昭和初期の生まれという設定。 斎藤 イネ(さいとう イネ) 声 - 能登麻美子 通称は「ばあさん」。ある日を契機に突如若返った。夫の正蔵と共に暮らしている。旧姓佐々木。妻として高齢になるまで正蔵を支え、若返りの後は新婚時代にできなかったことを夫と共に楽しんでいる。正蔵とは恋愛結婚だったが、正蔵の父親は「自分の友人の娘と見合いさせるつもりだった」ため、一時は駆け落ちも考えたという。時折鈍りのひどい津軽弁になる。アイドルやモデルとしても通じる美貌とプロポーションを持つ。かつては華族の令嬢として東京で何不自由ない生活を送っていたが、戦時中に両親を亡くし、終戦後の農地改革で父方の一族が離散した事もあって母親の親戚へ住み込みで働いていた時に正蔵と出逢い恋に落ちた(原作Web版では財閥解体に伴って両親は離婚し、母親や姉・ツルと共に青森の実家へ帰郷した事になっている)。暑い時期には頬被りとサンバイザーを、寒い時期には毛糸の帽子に角巻を巻いて外出している。 斎藤 義明(さいとう よしあき) イネと正蔵の息子(長男)。当初は正蔵とイネの若返りに困惑していたが、妻の楓や娘の未乃とともに、若返り後の二人を支える良き理解者となった。正蔵によれば、隔世遺伝のようで死んだ正蔵の父によく似ているとのこと。 斎藤 楓(さいとう かえで) 義明の妻。正蔵とイネの若返りを知った二人目の人物。未乃と同様に、若返り後の正蔵のスタイルの良さと、何よりも自身の好みにどストライクだったため魅了されている。イネを良妻賢母の鏡と尊敬している。娘と同じくイケメンアイドルオタク。 斎藤 未乃(さいとう みの) 声 - 三上枝織 義明と楓の娘。イネより70歳若い。北町高校普通科在籍。正蔵とイネの若返りを知った一人目の人物。優しい性格の学生で、若返り前は正蔵とイネを時々訪問していたが、若返り後は頻繁に二人と親しみ合うようになった。若返り後の正蔵とイネに魅了された。 学校では母親譲りの美貌(イネの知り合いに「曾孫の嫁にならないか?」と言われるレベル)な上に誰とでも接する性格からマドンナ的な人気者である一方、五十嵐将太の事も気にかけている。 斎藤 貴弘(さいとう たかひろ) イネと正蔵の息子(次男)。義明と同様に二人の若返りに困惑したが、良き理解者となった。子供時代に母のイネが病弱だったため、母を救おうと医者になり、自力で診療所を開設した。 斎藤 詩織(さいとう しおり) 声 - 東山奈央 貴弘の娘。北町高校特別進学科在籍。進路選択に悩んでおり、父と喧嘩をして正蔵とイネの元へ駆け込んだ。おばあちゃん子であり、時々イネに悩みを打ち明けたりしている。親戚で同年齢の未乃には懐かれており、そんな彼女の対応に困っている。 斎藤 明美 コミックス第1巻の描き下ろしにて名前のみ登場。イネと正蔵の娘(長女)。結婚して遠方で生活しており、現在は子育てで忙しいとの事。
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