斎藤久志
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 14:36 UTC 版)
さいとう ひさし 斎藤 久志 |
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生年月日 | 1959年10月5日 |
没年月日 | 2022年12月17日(63歳没) |
出生地 | ![]() |
職業 | 映画監督、脚本家 |
ジャンル | 映画 |
主な作品 | |
『草の響き』 |
斎藤 久志(さいとう ひさし、1959年10月5日[1] - 2022年12月17日)は、日本の映画監督、脚本家。日本映画大学准教授。
略歴
東京都出身[2]。大阪芸術大学中退[1]。プロデビュー前に、TBSの深夜番組「えびぞり巨匠天国」で「キリコ」という、サイバーニュウニュウの音楽を使用した作品を出品。審査員からは賛否両論だった[3]。また、園子温のPFFスカラシップ作品「自転車吐息」を手伝った[4]。
1985年、自主製作映画『うしろあたま』がぴあフィルムフェスティバルに入選。同年の入選者には、平野勝之、諏訪敦彦らがいる。87年には第2回PFFスカラシップ作品『はいかぶり姫物語』で劇場デビューを果たす。
2022年12月17日死去[5]。63歳没。
フィルモグラフィー
監督作品
- はいかぶり姫物語(1986年)
- ふたつくくり(1990年)
- はじめての夏(1993年)
- 夏の思い出 異・常・快・楽・殺・人・者(1995年)
- ワンピース忠臣蔵(1996年)
- フレンチドレッシング(1998年)
- サンデイ ドライブ(2000年)
- いたいふたり(2002年)[6]
- 最初の七日間(2008年)
- スーパーローテーション(2012年)
- なにもこわいことはない(2013年)
- 空の瞳とカタツムリ(2019年)
- 草の響き(2021年)
脚本作品
- はいかぶり姫物語(1986年)
- キクロプス(1987年)
- ふたつくくり(1990年)
- 自転車吐息(1990年)
- 「物陰に足拍子」より MIDORI(1996年)
- 夢魔(1994年)
- 湾岸バッド・ボーイ・ブルー(1992年)
- カオス
- M(2006年)
- 最初の七日間(2008年)
- 大脱出!脱出ゲーム THE MOVIE 「悪魔の家政婦シリーズ スピンオフ HoneyMoon」(2009年)
論文
脚注
- ^ a b 「斎藤久志」とは - NAVERテーマ検索[リンク切れ]
- ^ はいかぶり姫物語 ぴあフィルムフェスティバル 2024年8月23日閲覧。
- ^ 第36回えびぞり巨匠天国
- ^ 「非道に生きる」園子温(朝日出版社)43ページ
- ^ 読売新聞朝刊 訃報欄 2022年12月24日付
- ^ ムービーネット 映画情報
外部リンク
斎藤久志
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 06:33 UTC 版)
「三宅裕司のえびぞり巨匠天国」の記事における「斎藤久志」の解説
サイバーニュウニュウの音楽を使用した「キリコ」という痴情の果ての男女を描いた極めてグロテスクな作品を出品した。後に『カオス』の脚本、『いたいふたり』の監督などを手がける。
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