幸福の科学との決別とは? わかりやすく解説

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幸福の科学との決別

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:28 UTC 版)

大川宏洋」の記事における「幸福の科学との決別」の解説

2018年7月1日付け芸名宏洋ひろし)変更し個人事務所宏洋企画室」を設立8月23日YouTuberとしてデビュー当初幸福の科学とは一切無関係に映画レビューなどを行っていたが、2018年10月1日アップロードYouTube動画上で幸福の科学と完全に縁を切った宣言した。これ以降幸福の科学実父である大川隆法批判する立場転じYouTubeTwitter上でそのような立場からの発信行っている。週刊文春2019年2月28日号)の取材では、幸福の科学決別し理由は、父・大川隆法から清水富美加との結婚迫られたがそれを断り 父が激怒したためだと主張。それに対し教団側は、結婚強制した事実一切なく結婚ほのめかしたのは宏洋自身だと否定しており、宏洋自身肉声とされる音声教団サイト公開している。 決別当初教団側は宏洋を「教団職員として休職中」と主張していたが、2019年6月25日付け教団宏洋懲戒免職処分にしたと発表し同月28日付けYouTube等での発言により「その名誉を著しく毀損された」として、2000万円損害賠償請求訴訟東京地方裁判所提訴した。のちの判決では、宏洋YouTube等での発言複数虚偽があるとする教団側の主張認められ宏洋側の敗訴となった2019年9月10日以前宏洋自身社長務めたニュースター・プロダクションは、宏洋に対してYouTube雑誌での一連の誹謗中傷のため、本人主演映画さらば青春、されど青春。』のDVD発売できなくなったとして、4265万円損害賠償求め訴訟提起した2019年12月27日東京都赤坂にイベントバー『三代目』を開店2020年3月4日教団側は、宏洋取材した週刊文春」の記事2019年2月28日号)は虚偽基づいており名誉が傷つけられたとして、文藝春秋社及び宏洋対し5500万円損害賠償謝罪広告掲載求め訴訟東京地方裁判所提起した同日2019年6月25日付の懲戒免職処分をもって教団宏洋氏を破門している旨、教団サイト公開した。また同月17日にも教団は、宏洋著書幸福の科学との訣別』は虚偽満ちており著しく名誉を傷つけられたとして、同書発行した文藝春秋社及び宏洋対し、5500万円損害賠償及び出版差し止め求め訴訟東京地方裁判所提起した。のちの判決では、宏洋側の主張真実性がないとする教団側の主張認められ宏洋側の敗訴となった2021年4月14日新宿歌舞伎町ホストクラブ6日限定ホストとして活動した2022年1月21日幸福の科学ニュースター・プロダクションARI Production合計2000万円損害賠償求めた名誉毀損訴訟において、宏洋側が敗訴宏洋幸福の科学側に合計132万円損害賠償金支払うことが命じられたほか、宏洋に対して複数YouTube動画削除命じられた。判決では、宏洋複数主張が「真実性認められず」、「真実であると信じるについて相当な理由があると認めることもできない」としている。幸福の科学の公式発表によると、同判決虚偽であるとした宏洋主張は、(1)ニュースター・プロダクション所属タレント監視しており、タレント外部自由に連絡取れない (2)教団内で人が死ぬ事件多数発生している (3)教団100万円以上もする祈願がある (4)ARI Production所属タレント監視しており、タレント外部自由に連絡取れない、等とされる2022年3月4日著書幸福の科学との訣別』を発行した文藝春秋社及び宏洋対し幸福の科学損害賠償等を求めた名誉毀損訴訟において、宏洋側が敗訴文藝春秋社及び宏洋対し連帯して121万円幸福の科学支払うように命じ判決言い渡された。幸福の科学の公式発表によると、判決では、宏洋側の真実性主張一つ認められなかったとされる具体的には、(1)野田元首相霊言途中で国会解散になったという報告入り大川総裁立ち往生になって現場騒然とした (2)病気祈願治るから要らないと言って信者病院に行かせない (3)2017年数百億円の赤字陥った (4)職員が、退職時に信仰継続強要される、などの記述虚偽として認定されたことを挙げている。 同日、この判決を受け、宏洋自身YouTubeチャンネル上で動画公開即日控訴する前置きした上で、「書籍文藝春秋社から発行されたものであり、インタビュー受けただけの自分には何の責任もない」と主張また、判決の内容係争中のため言えない」としつつも、「金を払えと言っているだけで、内容虚偽であるとか、そういうこと一切ない」とも述べており、「判決において、宏洋側の真実性主張一つ認められなかった」との判決内容明らかにした教団側の発表とは異な主張展開している。損害賠償金については、「121万円文藝春秋社負担することになるので、仮に最終的に敗訴になっても僕は一円払わないので、ノーダメージ」とも述べており、全額文藝春秋社支払見立てであることを明らかにした上で、「天下文藝春秋から121万円取って何になるの。文春にとってはノーダメージに等しい。僕もノーダメージ」として、訴訟無意味であるとの持論述べている。

※この「幸福の科学との決別」の解説は、「大川宏洋」の解説の一部です。
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